死の家の記録
12件の記録
jaguchi@jaguchi872026年8月27日読み終わったドストエフスキーが自身のシベリアでの流刑懲役の経験をもとに書いた「小説」。 ペトローフという普段はおとなしい凶悪犯の話が印象的だった。囚人生活に不慣れな主人公を何くれとなく手助けし、風呂のことを教えるときは「あんよを洗いましょう」などと言うのだけど、これはバカにしているのではなく、貴族の出の主人公を何もできない、強者による庇護の対象だと本気で見なしているのだ。「きっとペトローフは良い死に方はしなかっただろう」と主人公は述懐する。 もう1つ、「死の家」にあって美しいとすら思った情景は、降誕祭週間の囚人芝居の場面。特別にお目こぼしをもらって開催される囚人による芝居。かき集めた粗末な衣装と粗末な舞台。その観客たち。普段、足かせと笞刑の脅しに抑圧された彼らがひとときの精神の自由を手にする、歓喜の光。 いつもは疎外されがちな貴族出身の主人公がこの時ばかりは「首都で本物の芝居を観たことがある教養ある者」として優遇され、良い席に通される。囚人役者たちのプライドが垣間見える。





もぐもぐ羊@sleep_sheep2026年8月27日気になる読みたいjaguchiさんの投稿より。 ドストエフスキーを1冊も読んだことがないのだけど、jaguchiさんの感想を読んで、これは私でも読める可能性あるかも!と思ったし内容もとても気になる!!
















