片付かないふたり
12件の記録
羽根໒꒱@feather_2025年11月21日読んでる心に残る一節「えーと、読み切れないってことは、つまりだれにも手に取ってもらえない本もあるかもしれないよね。でも読まれないから意味がないってことはたぶんなくて。だってもう存在してるから。読まれない本にも意味があるなら、どんなにちっぽけな自分だって存在してていいんだって思える、そういう原点。自分を見つめ直すってかんじかなあ」 前の続き。なんかいいなと思った。

羽根໒꒱@feather_2025年11月21日読んでる心に残る一節「うーん。この空間が好きだからかなあ。なんかさ、いつも圧倒される。この世にはものすごい数の本があって、でもぜんぶは読み切れないでしょ。ていうか考えてみれば、この本屋に置いてある本ですら読み切るって無理だよね。そうやって無理って思うことで自分の原点にかえれるというか」 書店でのすずりくんの言葉。本屋さんとか図書館に行くとふとした瞬間にあまりの本の多さに圧倒される時があるからすごく気持ちが分かる。

みちほ@full1moon5blue2025年7月13日読み終わったどこまでもやさしい物語だと思った。綴られることばはもちろん、自分ではない誰かになりたいと思う気持ちも、他人から否定されるのがこわくて何も選べないことも、この物語は否定しない。現実を突きつけられたとしても傷を傷のままにせず、寄り添って、その人の思いを捨てさせやしなかった。大丈夫、と包み込んでくれる軽やかなあたたかさが、不安な気持ちを片付けてくれた。いつか忘れてしまうとしても、この作品を読んで抱いた感情を、私はきっと覚えているだろう。いろんな人に読んでほしい。
むとーり@inemuri2025年6月11日ノベル大賞で好きな路線の作品が出てくると嬉しい。自分のことをうまく決められない主人公が、片づけの達人に師事するようになり、人生快適になった気がする!けど周りにひかれてる……? そんな時に不思議な青年と同棲生活することに?? 自分のこと決めるのへたっぴ、部屋片付かないっぴ人間としては共感するところが多かった。あと、「恋愛感情ゼロな男女の同棲もの」がやっぱ好きだな、という。友情的な絆され方はするけど、恋愛感情ではない描き方が良い……。
藤野ふじの@fujiponsai2025年5月23日読んでる「片付ける」ということはどういうことなのだろう。Role modelを作って働くことが推奨されたりすることもあるけれど、本作の主人公・憂は「奈々さんになりたい」と言い続ける。奈々さんのように仕事ができる、ではなくて「なりたい」。その根底にあるのが「責任をとる」ことへの怖さなのだと読み進めるうちに感じた。誰かになりきれば、その判断基準はすべて誰かのもので、自分のせいではない。自分自身を奥に押し込めてしまうだけでは、それは見えていないだけで片付くことにはならない。 偶然出会い、一緒に暮らすことになる「すずり」は、憂と真逆価値観を持つように見えるが……。言葉を交わしながら少しずつ変わっていく関係性が見事で、脇役もここでは書かれない物語が詰まっているんだろうと信じうる造形で、彼らの関係性が立体的になる(特にダイキ!!!) 最後の最後のふたりの関係性もすごく良かった。この終わり大好き。










