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藤野ふじの
藤野ふじの
藤野ふじの
@fujiponsai
  • 2026年2月8日
    珍獣に合鍵
    珍獣に合鍵
    とんでもなく面白かった。主人公の奏は中高一貫の男子校で数少ない「女性教師」として働いている。生徒も同僚もほぼ男性の中で、自分の居場所や生き方を模索する。まず面白い要因のひとつは主人公が心の中で吐く毒の切れ味の見事さ。そうだよな、校長の話つまんないとかじゃなくて、たいして関わりのないおっさんだよな、特に思いいれのないおっさんからコールandレスポンス求められてもそれは困る。そんなキレキレツッコミが心地よい。 また、学校という場所の解像度がとても高く、教育関係の仕事をしている人にも読んで見てもらいたい。 そんな仕掛けてくる面白さに加えて、奏が決して投げやりではなく仕事に向き合って行くのに相手への伝わらなさや決めつけによってじわじわと追い込まれて行く息苦しさのリアルさ。同僚たち、生徒たち、家族たち、と閉じた場を作り上げて過ごす登場人物の中で、唯一、個を自ら選ぶことで前向きになる真野がすごく良かった。彼の選択が物語に加わることで、奏の進む道も同じ場所歩いているように見えてもがらりと変わって行く。
  • 2026年2月2日
  • 2026年1月31日
    タイぐるり怪談紀行
    タイぐるり怪談紀行
  • 2026年1月1日
    ストーナー
    ストーナー
  • 2026年1月1日
    ねこ検定 公式ガイドBOOK 初級編 新版
  • 2026年1月1日
    グルメな女と優しい男
  • 2026年1月1日
    理系の読み方
    理系の読み方
  • 2026年1月1日
    尾形亀之助詩集 (現代詩文庫)
  • 2026年1月1日
    細長い場所
    細長い場所
  • 2026年1月1日
  • 2026年1月1日
    落下する夕方
    落下する夕方
  • 2026年1月1日
    優等生サバイバル
    優等生サバイバル
  • 2026年1月1日
  • 2026年1月1日
    ことばと vol.9
    ことばと vol.9
  • 2026年1月1日
    響け!ユーフォニアム
  • 2026年1月1日
    ハルシネーションの庭
    ハルシネーションの庭
    あるきっかけで人との接触や自分の身体そのものに違和や怖れを感じてしまうようになった七緒と彼が出会ったアンドロイドの牡丹。作中の人々やアンドロイドの言葉がひとつひとつ響くような物語。彼らがゆっくりと言葉に向き合っていく過程が丁寧にえがかれていく。大丈夫、という言葉ひとつとっても発した人と受けとる人では同じものではなくて欠けたり増えたりしていく。愛という言葉はさらに複雑で、愛の種類も向き合い方も向き合うために必要な時間も違う。それでも言葉を使うことを投げださないで、互いに何を信じてもらいたくて、何を信じられるのか言葉をつむぐ。 アンドロイドと恋愛ということでイアン・マキューアンの恋するアダムを連想したが、人とアンドロイドの愛に関して、またひとつ違う結末を導き出し、最後のタイトル回収の美しさ!!!!
  • 2026年1月1日
    時の家
    時の家
    最高だった。一文ごとに時間の層が混ざっていくよう。最高だ。
  • 2026年1月1日
    叫び
    叫び
    おもしろこわい!!公式の説明によると「大阪と大陸で響き合う夢とロマン、恋愛政治小説」なのですが、響いたものに共鳴し、共鳴するために居るのだと自分に意味を持たせることを信じていくということ自体が狂気のつながる怖さを感じた。しかも、語り口は軽妙と言える面白さ。 主人公が繰り返し語る「自分が今ここにいることの意味のなさが補われていく」ということが宗教や政を連想し、単音では深みのない銅鐸の音が重なることでありはずのない深みを人は意味として捉えてしまう。人が響き合うことは、「自分」ではなく「全体」にとらわれて、かつそれを望ましいと思えていくとなると、それこそこれまであらゆる国が辿ってきた歴史の道筋つながりそう。最高におもしろこわい。
  • 2025年12月7日
    図書室の神様たち
    図書室の神様たち
  • 2025年11月24日
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