話してあげて、戦や王さま、象の話を

話してあげて、戦や王さま、象の話を
話してあげて、戦や王さま、象の話を
マティアス・エナール
河出書房新社
2012年10月10日
7件の記録
  • まめご
    まめご
    @mmg_86
    2025年12月16日
    すごく面白かった。 Readsを始めた年の最後に、Readsでこんな素敵な本に出会えたことが嬉しい。 16世紀初頭、オスマン帝国のスルタンから橋の設計をするべく首都イスタンブルに招かれたという史実に基づく、ミケランジェロの、あくまで架空の物語。 イスタンブルの街や行き交う様々な人の描写、途中で差し挟まれる女性のリリカルな語りが美しい。 西と東、キリスト教とイスラム教、様々な人種や言語、文化が混ざり合うこの時代のイスタンブルを彷徨い歩くように、ミケランジェロの滞在記を楽しんだ。 と思っていたのだけれど、終盤、物語は一気に色を変える。 それまで深い意味など感じずに読み流してきた要素が実は伏線になっていたと気づいて、ページを遡らずにいられなかった。 12月の忙しなさから現実逃避をするように、隙間時間にちょこちょこ本を開いていたけれど、最後は思わず一気読み。 それでいて、余韻に満ちた読後感を噛みしめるように味わえもした。 小説を読む醍醐味に溢れた1冊だと思う。
  • うゆ
    うゆ
    @otameshi_830
    2025年12月16日
    フォロワー様の感想を読んでとても読みたくなりました!!
  • まめご
    まめご
    @mmg_86
    2025年12月6日
  • まめご
    まめご
    @mmg_86
    2025年12月6日
  • うゆ
    うゆ
    @otameshi_830
    2025年12月5日
  • gato
    gato
    @wonderword
    2025年10月16日
    今まで読んだなかで一番優しいミケランジェロ。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved