赤司さん、そして新陽高校の取り組みに興味津々！ ピーター・センゲが提唱する「学習する組織」も少しずつ学び中。 「学習する組織」の目的の一つは、学習が習慣化することです。ここでの学習とは、自分が大切に思うことを実現する能力を高めるプロセスのこと。 （p70） 本当にそれー！

「やれるならやったほうがいいことは極力やらないで、絶対やった方がいいことに注力する」 （p61） ハッとさせられた。

ビジョンをみんなが理解し自分の言葉で語れる状態になることが「学習する学校」の土台となる （p76） ここも大切だなぁ。 自分の言葉で語れていないと思うから不安になる。

ダニエル・キム「組織の成功循環モデル」 「結果の質」を高めたければまず信頼関係を築く「関係の質」を高めることから始める。対話や交流を通して「関係の質」が上がると、「思考の質」「行動の質」「結果の質」が上がり、さらに「関係の質」が高まるという好循環のサイクルで、システム思考に基づいたモデル。 →それぞれの質を高めるメソッドやテクニックよりも、それぞれがつながっていることやものごとには順番があることを理解することが大事 （p85-86）

リーダーがやってはいけないこと 「学習する学校」を特別な活動のように扱ったり、目的としてしまったりすること。「学習する学校」はあくまでも考え方であり手段。 （p97）

「学習する学校」において、個々が学習し成長することと、異なる個性や能力を持つメンバーが相乗効果を生み出すことは常に両輪 （p100）

リフレクションは、経験から学び未来に活かすためのものであり、客観的・批判的・創造的に省察を行い、学びにつなげることが大切 （p100）

学校業務における課題は、システムとして捉える必要があります。仕事の仕組みやマニュアルあるいは報酬（インセンティブ）制度などの目に見えるシステムと、メンタルモデルや感情といった目に見えづらいシステムの両方が複雑に絡みあって変わりづらくさせているので、個別の問題に対処してもおそらく根本的な解決には至りません。 （p111）

誰と学ぶかは学習者にとって重要で、子どもたちがどんな活動を誰とどのように行うかについて、もっと意図的に設計してもいいのでは （p161）

校長、校長になった人、なろうと思っている人向けとあったけれど、教育に携わる人みんなに届くといいなと思う。