きりぎりす

きりぎりす
きりぎりす
しまざきジョゼ
太宰治
立東舎
2025年4月11日
3件の記録
  • nogi
    nogi
    @mitsu_read
    2025年7月9日
    きりぎりすすごくよかったのでこの本が欲しくなっちゃった……
  • -ゞ-
    @bunkobonsuki
    2025年6月11日
    画家として成功し、傲慢を膨らませる夫。 その過程を見ていた妻の心中が、手紙のように吐露された短編。 この短編は、もしかしたら人間失格のパラレルワールドかもしれない。人間失格の大庭葉蔵が画家として成功し、家庭を持ったら・・・というifとして読んでいた。 「私たちの知っている葉ちゃんは、とても素直で、よく気がきいて、あれでお酒さえ飲まなければ、いいえ、飲んでも・・・神様みたいないい子でした」(人間失格) 「私は、あなたこそ、その天使だと思っていました。」(きりぎりす) 夫の心を伺うことはできないが、妻が嫌っていた他人に対する賛辞や陰口も、大庭が持ち前のサーヴィス精神でやっていたと考えると、なんだか寂しくなる。
  • Pipi
    Pipi
    @Pipi0808
    2025年5月11日
    孤高で清貧な画家を愛した妻。 夫は成功していくにつれ、俗物で高慢になっていく。「きりぎりす」は「こおろぎ」の古名。 昔の思いを大切にしたい妻の三行半。太宰は自分を戒めたのであろうか。🐥🐥乙女の本棚はいつもよい。全部読みたい。
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