すべてはエマのために (新潮文庫 つ 37-6)

6件の記録
翠@noctambulist2025年8月16日読み終わった題材と設定から、重厚な物語を期待していたのだけれど、残念ながら肩透かしを食らってしまった。血族の陋習に従わざるを得ない人々、とりわけ女たちをえがき、愛のために倫理を踏み越えることの是非を問うには、頁数だけでなく色々と不足があるように思う。
ne3ui@ne3uiasa2024年6月15日読み終わったこんな綺麗な題名と表紙と帯、買わざるを得ない。ケネス•ブラナーのポアロシリーズを鑑賞している時の気分だった。ただの雰囲気小説か呪系に逃げるかと思っていたため(ごめんなさい)、オチが思っていたよりしっかり作られていて驚いた。"愛と献身のミステリー"、素敵です。


礼谷@zikantoyoyuu_hosii1900年1月1日かつて読んだルーマニアの暗く寒い地を舞台に、読みやすくも頭を使うミステリー作。 雰囲気を漂わせるのがとっても上手で、世界観の虜です 新潮のキャラ文で一番好き



