道化師の蝶

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blue-red@blue-red2026年6月14日小説単行本芥川賞ネット上へ読後感を垂れ流すにあたって、おもしろくなかった本の読後感も書くべきなのか問題が自分の中で決着していない。これ以上ネットをネガティブで陰険な空間にしてはダメよという気分と、身銭と時間かけて読んだんだから言いたいこと言わせてもらうぜという気分が併存している。 ここまで謎の自分語りを読んでしまった賢明な読者ならお気づきのとおり、本書を読み終えて抱いた感想は、残念ながらいまいち楽しめず、いまひとつノレない感触がずっと続くものでした。本書が好きなみなさんごめんなさい。 小説としての完成度はすばらしいのでしょうが、表題作は「ぼくの考えた最強にミステリアスでカッコいい作家」の妄想を見せられているようで。スノッブで衒学っぽい言葉がちょこちょこ顔出すのも気になる。もう一つの収録作は、文体は似た感じですが、SF的アイデアがストーリーを支えてて、 こちらの方が楽しめました。
彼らは読みつづけた@findareading1900年1月1日かつて読んだ*読書で見つけた「読書(する人)」* 《旅の間にしか読めない本があるとよい。 旅の間にも読める本ではつまらない。なにごとにも適した時と場所があるはずであり、どこでも通用するものなどは結局中途半端な紛い物であるにすぎない。》 — 円城塔著「道化師の蝶」(『道化師の蝶』2012年1月、講談社)









