夜よ鼠たちのために
7件の記録
No.310@__310__2026年3月3日読み終わった男女の情念と心理戦が脆く美しく描かれた『ベイ・シティに死す』が好きだった。 連城三紀彦は大きなトリックやどんでん返しも魅力的だが、悲哀や寂しさを湿度の高い筆致でこれでもかと表現した最後にミステリー要素をそっと添えてくるタイプの作品が好きだなと思う。
人工芝@_k55y2026年1月13日読み終わった短編という枠には収まりきらないと思わせてくれる作品。 どんでん返しからイヤミスまで、濃密なミステリーが詰まった一冊。 男女の愛憎や狂気、そして人間の身勝手さがこれでもかというほど描かれている。 「古い作品だから」と避けていた過去の自分を思わず反省してしまった。 読み進めるうちに、息苦しさを覚えるほどの重さもある。 けれどその不快感こそが、この作品の魅力なのだと思う。




