ふったらどしゃぶり 完全版

ふったらどしゃぶり 完全版
ふったらどしゃぶり 完全版
一穂ミチ
竹美家らら
新書館
2018年9月10日
4件の記録
  • 絢藻
    絢藻
    @ayamoayamo
    2025年6月7日
    恋人や想い人がいる二人の、報われない立ち位置のような、苦しい関係の描写がとにかく濃厚で。 導入時点でメイン二人の気持ちは確立されたものだったから、別々を向いているこの二人がどうやって出会って、どうやって今までの気持ちにケリをつけて、どうやって惹かれあっていくのか、すごく楽しみにしながら読み進めた。 特に、整の過去や和章への想い、整と和章の関係性が何だか切なくて。整には幸せになって欲しいと願ってやまない。 ふったらどしゃぶり、タイトルにちなんでか雨の描写が所々あって、それが全体の空気感になっていて、すごく良かった。 一穂ミチ先生の作品は初めて読んだけど、癖もなく文学じみた偏りもない綺麗な文章で、それでいてシンプルすぎることもなく、何の引っかかりもなく、とても読みやすかった。(わたしは難しい単語が出てくると辞書なしでは読めないので…)
  • @lilili3859
    2025年3月9日
  • N
    N
    @r_is_for_read
    2025年3月6日
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