ひとのなみだ

6件の記録
- はな@hana-hitsuji052025年10月2日読み終わった図書館本図書館で借りた自分の周囲を見渡すと、自分のことを省みている人がいないように感じることがある。 (多分、そんなことは絶対ないだろうけど。 あの時、もっと良い選択が出来たのかな、これで良かったのかな、悩みながら確信が持てずにクヨクヨした時、人はそれをあまり口にはしないのかな。 私は訂正や推敲しながらとにかく言語化しようとしてる気がする。最も的確な言葉や表現は何かな?と考えてしまう。 みんな自分の選択を確固たるものだと思っているように感じて、シンプルに凄すぎる…と感じてる。 自分が出来るのにしなかったことや躊躇って甘えて見て見ぬふりをしたこと、加担していることさえ気づいていなかったと今、気づいた瞬間に、それを肌の内側に隠して何事もなかったかのように過ごせるものなのかな。 私も人から見たらそう見えるのだろうかな。
- ボッシュの絵@bosch_19692025年8月6日読み終わった絵本戦争日本絵本賞痛みが及ばない安全地帯から眺められる人が戦争を始めて、続けていく。明確なゴールを設定してタスクとして分解して日々のアクションに落とし込む。 戦争に限らないと思うけど、達成感と飽くなき成長を求める欲望が哀しみを「感じない」破壊を「ためらわない」心地よさに引き込んでいく。 ひとのなみだを流せる人でこれからもいたいし、その事を守れる地球にしていきたい。原爆投下から80年。暑い夏の日。
- ほんの 読みサプリ@hanana2025年5月23日読み聞かせ絵本日本絵本賞@ 図書館まずnakabanさんの絵画の表紙に、目を奪われます。 内田麟太郎さんのお話の方も、読み終わった後、「ひとのなみだ」というタイトルの意味に胸を突かれます。 近未来の戦争の形はどうなっている? ロボットがドローンが買える大きな国は、戦争にロボットが行く。人間は戦争に行かなくていい。大きな国では、自分の国の人間は死なずにすむから、安心なこと? では、ロボットがドローンが買えない小さな国は? 大国と小国、人とロボット、敵と味方・・・。大きな国に住む男の子の目を通して、戦争の本質を考えさせられます。 内田麟太郎さんの平和への願いが込められた絵本です。