海峡の光
12件の記録
- ちぃ@shi_09152026年1月28日読み終わった知人の紹介で手に取ってみた。 タイトルも表紙もあらすじも、自分の意思では選ばなそうな一冊。 少年刑務所の看守と受刑者。小学校時代のいじめられっ子といじめっ子。 2人の関係性は看守の視点でしか語られないから想像するしかない。付かず離れず、あくまでも看守と受刑者の距離感が続く。向こうが気づいてるのかどうかがわからない。(おそらく最後の方のシーン的に気づいていそう?) そういう、想像を膨らませる余地というかわからないが多い。物語の舞台が北海道、それも大半が雪の舞う冬なこともあって、作品自体が遠くを見渡せない灰色の世界な印象だった。それじゃあ、タイトルにある「光」ってなんだろう…? 伏線を読み取って多分こうかな、っていう確信に近い仮説みたいなのも立てられなくてちょっとモヤモヤする。 私がいつも感じる面白いって、想像しつつも8割くらいの自信を持ってきっとこうだろう!みたいな答えが出せるもののことなのかも知れない。 もうちょっと、自分自身が人として成熟したらもっといろいろ考えられるようになるのかなぁ。。。 おすすめしてもらえてよかった。

星埜まひろ@hoshi_mahi2025年6月24日読み終わった難しいのに美しい。語り手である斉藤の目まぐるしく揺れ動く心模様はまるで函館の海のようだ。いじめられっ子の刑務官といじめっ子の受刑者という設定は面白かったし、得体の知れない他人が、ずっと得体の知れないままというのが、小説なのに現実って感じがした。

- YS@read_book2025年6月18日読み終わった幼い頃のトラウマは、なかなか消えず、影響を受けてしまうのは避けられない。主人公も全くの善人というわけではなく、それがまたリアリティがある。風が吹き抜けていったような読了感。






