吉岡実詩集 (現代詩文庫 第 1期14)

4件の記録
素潜り旬@smog_lee_shun2026年3月17日読み終わった再読。何度目かの。 《わたしは詩を書く場合、テーマやその構成・構造をあ らかじめ考えない。白紙状態がわたしにとって、最も詩を書くによい場なのだ。発増から結末がわかってしまうものをわたしは詩とも創造ともいえないと思っている。 だからわたしは手帖を持ち歩かない。喫茶店で、街角 で、ふいに素晴しいと思える詩句なり意図が泛んでもわ たしは書き留めたりしない。それは忘れるにまかせるこ とにしている。わたしにとって本当に必要であったら、 それは再び現われるに違いないと信じている。わたしは 詩を書く時は、家の中で机の上で書くべき姿勢で書く。 いってみれば、きわめて事務的に事をはこんで行く。だ から彫刻家や画家、いや手仕事の職人に類似していると いえよう。》 吉岡実「わたしの作詩法?」 推敲は未完成のうちにやるべきという名言もあり。

