ロマニ・コード 謎の民族「ロマ」をめぐる冒険
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ハム@unia2025年10月18日読み終わった「呪文の言語学」がおもしろかったので他の作品も読みたくて手に取った。 世界に散らばるロマを求めての言語学者の冒険。 めちゃくちゃおもしろい。 著者のフットワークの軽さにとにかく驚かされる。 現代にあってもロマに対する目は冷たいものが多くて重く暗い内容になりそうなのに明るい筆致でユーモアをまぜながら書くスタイルはロマへの愛が感じられる。 常識に凝り固まってる安全安心の日本みたいなぬるま湯の国にいると見えてこない世界をロマを通して見せてくれた。



芝生@grass-sbf2025年9月28日読み終わった『呪文の言語学』が面白かったのでこちらも読んだ。やはり軽妙な文体が読みやすく、言語学者としての好奇心と、異文化の中に踏み入ってゆくにあたっての苦労やリスペクトがまっすぐに描かれており、ハラハラする内容でも信頼して読み進められる。面白かった!