猫物語 (黒)

猫物語 (黒)
猫物語 (黒)
VOFAN
西尾維新
講談社
2010年7月1日
10件の記録
  • ペンアブ
    ペンアブ
    @ddd_kool966
    2026年5月15日
    なんで羽川翼と阿良々木暦は付き合えなかったのか。 そんな感想を言わざるをえない。 羽川が抱えていた問題は重く、いち高校生である阿良々木にはどうしようもない現実だ。それは間違いない。 羽川の身を蝕んだ本質は怪異ではなく、怪異と比べて遜色のない暗さを持つ家庭環境という問題である。 忍野が「きみにできることはない」と言うのも当然だ。 実際、阿良々木は障り猫に対して、人として完全に敗北していた。従僕である吸血鬼がいたから、たまたま大過がなかっただけである。 羽川が『家族』という名の怪異に呪われており、阿良々木もまたその呪いに立ち入ることは難しいため、二人が付き合うことはない。 家族になることはない。 というよりも、刊行順を考慮すれば「なかった」という過去形で表される。 なんというか、とにかく徹頭徹尾が酷な話だ。 オチが記憶の忘却というのも、まさにタイトルが示す通り、このエピソードの黒さを象徴している。 なんだかなあ。 もやもやする。良い話だったような気もするし、実際に良い部分は間違いなくあった。あったのだけど。 それでも、羽川が最後に言った「いいわけないでしょ」という辛苦の台詞は、確かな重さをともなって、今もまだ私の胸の内に残っている。 阿良々木が見せた自死の献身は、恋でも性欲でもないのなら、果たして何だったのだろうか。
  • 物語シリーズの四作目。 大暮維人によるコミカライズ版を先に読んでいた為、事前に内容を把握できているのかいないのかが曖昧だったので、中々手が出せなかった一冊(恐らくダイジェスト的ではあるものの、割合がっつりと描かれてはいるのだろう。知っているシーンも知らないシーンも見受けられる) 前作の「偽物語」でも驚かされたが、ギャグパートで紙面を大胆に使う構成には変わらず度肝を抜かれる。 人を選ぶ作風であるとは思うが、私個人としては楽しめてしまう。そこが尚更に恐ろしい。 (コミカライズ版を先に読んでいるため、原作第一作目である化物語に関しては、下巻の途中までしか読めておらず、傷物語の原作も未読なのだが) あるいはこれまで読んできた物語シリーズの中で一番好きな巻になるかもしれない。そんな予感がする。
  • 藍
    @ai_uesugi117
    2026年4月9日
    正しすぎる委員長の物語。 羽川の人生が辛すぎます……。自分の今の状況が恵まれていることを、再度感じました。彼女には、幸せになってほしいな。あと、文字の圧が凄いページが好きです。
  • 季夜
    季夜
    @tokiyoru
    2026年3月22日
  • 冬籠
    冬籠
    @hygmrsaku
    2026年3月13日
  • 冬籠
    冬籠
    @hygmrsaku
    2026年3月12日
  • 書籍
    書籍
    @read
    2025年10月31日
  • ソル
    ソル
    @AVE_ADOLESCENCE
    2025年6月18日
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