往復書簡

43件の記録
サブレとポッポの往復書簡@snowflake2026年7月19日読み終わった@ 自宅全部で三つのお話で構成された短(中?)編集。 この中で『十年後の卒業文集』は、ミステリーを読み慣れていないせいもあるのでしょうが、丁寧に読み進めているつもりでも、人物相関や伏線の繋がりを並行解釈しながら読み進めるのには相当な手強さを覚えました。 なので、まずはいったん最後まで読んだ上で、二回目に間を空けずにメモ書きや付箋を駆使しながら精読、というのがいいかもしれません。 ✉️十年後の卒業文集 一見睦まじく見える友達関係も、その真実は外側からは分からないのだと思わされました。誰もがそれぞれに罪悪感と贖罪の思いを抱く一方で、それを俯瞰で冷静に見つめる誰かがいる。あと『仮説が事実になる』という表現箇所には、SNSから始まる世論の独り歩きという現代の社会問題と重なるのを感じて、これをスマホ普及前に提起していたのかと捉えると、微かな寒気も覚えます。 ✉️二十年後の宿題 無事に定年まで勤めあげた一人の教師にも、実は人知れず苦悩と抱え続けた悲しい出来事があって、時間や転機がお薬になることもあるけれど、当事者それぞれの心もようはそれぞれで、真智子先生のとった行動もトロッコ問題を思い起こさせる重いテーマを内包していると感じました。そして、明るく皆で一緒にというのは、人によっては暴力でしかないということも。だから、一人面会をしなかった良隆の心がどうかこのまま凪いだままであってほしいと思います。 ✉️十五年後の補習 十五年前の悲劇の真相が、二人のエアメールのやりとりのなかで少しずつ明らかになるにつれ、無意識のうちに純一は、この海外ボランティアへの参加を通しての贖罪を決意していたのかもしれないと感じられました。だから、最後の場面でも彼に感情の揺れ動きはなく、ただただ、受け入れる。自分だけのものではない罪も全て自分のものとして… 湊かなえさんの中では比較的初期の作品ですが、早くも随所にイヤミスの走入を感じ取れます。 特に最後に収められた作品『十五年後の補習』は、読了直前に沸き上がってきた何とも言えないモヤモヤがなかなか拭いきれません。
まゐ@mai04072026年5月1日読み終わった書面によるやり取りで、普通に話すよりも相手に自分の深層心理を伝えてしまう。それを繰り返す事で真実が明らかにされて行く。読み出すと止まらなくなる展開でした。 湊さんの作品はいくつか読んでいますが、それぞれに違う味があって素晴らしいです。違っていても、深度と言うか、奥深さはやはりあって、まだ読んだ事のない他の作品を読むのも楽しみです。

むくげ@hachisu_no_flower2026年2月26日読み終わった湊かなえのイメージといえば、いわゆる「イヤミス」をよく書く作家だったのだが、この本を読んで少し印象が変わった。 1篇目の「十年後の卒業文集」は今まで読んできた印象通りの結末を迎えたように感じたが、2篇目、3篇目の2作品はミステリ要素をふんだんに盛り込みながらも、どこか人の優しさを諦められないような気分にさせられた。文章に温かみを感じた。感情というやつかもしれない。 ミステリというジャンルでも読者の心を揺さぶるということは充分にできるのだなと再確認できた。 湊かなえの他の作品もさらに読んでみて、この感想からどう印象が変わるか試してみたい。




かわばた@ayaka_kawabata2025年9月11日読み終わった読書日記読了! 残り3編もゾワゾワする展開はなくて落ち着いて読み切れた。(ゾワゾワドロドロしたのが読みたい割に、実際そういうのを読んでしまうとビビりがち(笑)) 再読にも関わらず、どの話もまったくオチを覚えていないという。お得なのかどうなのか😇 湊作品にしてはライトだったような気がするので、湊作品に手を出してみたいけどゾワゾワしすぎるのはまだ怖い…😇という方の初めの一冊にいいかもしれない🤔


かわばた@ayaka_kawabata2025年9月10日買った読み始めた読んでる読書日記気分的にちょっと怖い(でもホラーじゃない)やつが読みたかったので、再読のために購入。 読書記録見返したら、前に読んだの2016年4月やった😳そんな前なんか… 時間が空いたら内容忘れとることがほとんどやったから、再読感はあまりなく、割と新鮮な気持ちで読めた。それはそれでどうなのかなと思うけど😇😇 少々暗めの小説を読むときは、明るいものと交互に読み進めるビビりです。朝井リョウさんのゆとりエッセイと交互にします。(笑)



























