知里幸惠 アイヌ神謡集
8件の記録
ハム@unia2025年10月14日読み終わった「ユーカラおとめ」を読んだ流れで。 アイヌが共にした自然、文化、言語を残したいという想いが詰まった知里幸恵の命を賭した作品。 環境問題うんぬんと御託を並べるよりこうした自然への畏敬の念を疎かにしないアイヌのような文化的メンタリティを学ぶことのほうがよほど大事なんじゃないかと思う。 ウサギが鹿くらい大きかったのに小さくなった話、可愛さと怖さが混じった話としてわかりやすいから印象に残ったけどいろんな神話に様々なメッセージを込めて語り継ぐ口承文学って文化の保存の観点からするとかなりハードル高いんだろうなと思う。 マイノリティとして追いやられていたらなおさら。 知里幸恵の熱量が込められたものがこうしてきちんと残って良かったと思う。













