ぜんしゅの跫(5)

7件の記録
- あ@activekoala2025年10月1日読み終わった「鏡」「わたしの町のレイコさん」「鬼のうみたりければ」「赤い学生服の女子」「ぜんしゅの跫」の全5章からなる今作。澤村さんは最後の最後で驚かしてくる傾向があると勝手に思っているため、今作も最後までびくびくしながら読ませていただいた。 前作までは、なんだかんだ「最強の霊媒師」である比嘉琴子の安心感が強かったが、表題作である「ぜんしゅの跫」では琴子がいても安心できない、どうなるか分からない、そんな不安感が強かった。だが、この章は初っ端から比嘉姉妹(+野崎)の絡みが多くて、比嘉姉妹ファンの私としては最高だったの一言に尽きる。 今作はぼぎわんのアンサーとしての要素が強いと感じる。「鏡」はほぼアンサーと言っていいと思う。「ぜんしゅの跫」では、映画「来る」を見た人が読めば「お?」となるであろうワードが出てきた。あれは澤村さんの遊び心なのかな?笑 感情の真琴、論理の琴子。そんな対比の表現がふさわしいと感じられた。やっぱりこの姉妹はアツい。比嘉姉妹ファンにはぜひ読んでみてほしい。
- あ@activekoala2025年9月23日読んでる鏡とレイコさんの章を読んだ。 鏡→あの一家の名前が出てきてびっくり。ぼぎわんのアンサーみたいで、ぼぎわんが好きな私としては嬉しかった。 レイコさん→最後数ページで心臓バックバク。ただ恐怖のままに襲われるとかじゃなくて、笑顔だったり無邪気さだったりを出してくるの最高。