バン・マリーへの手紙
4件の記録
r@teihakutou2026年3月9日読んでる1月から少しずつ読んでいて、まだ114ページ。もうすぐ半分というここで冒頭の湯煎の話が再び出てきて、うまいなあと唸った。 「考えてみれば、直火を避ける石焼きは湯煎のような間接法のひとつで、なにごとにつけ直接的なもの言い、直接的なおこないを疑ってかかろうとする者には、まことに理想的な調理法なのだった。」
r@teihakutou2026年1月3日読み始めたバン・マリーとは、フランス語で湯煎。湯煎をする時のように、白黒はっきりさせず中間地帯を設ける=「肝心かなめのところには零と一の組み合わせではない湯煎的な一帯を設ける」ような思考の断片のエッセイ集。湯煎の思い出が綴られた最初の一篇から、静謐な美しさにすぐ惹き込まれる。


