ウナギが故郷に帰るとき

ウナギが故郷に帰るとき
ウナギが故郷に帰るとき
パトリック・スヴェンソン
大沢章子
新潮社
2023年7月28日
7件の記録
  • lou
    @lou_99
    2025年10月1日
  • りら
    りら
    @AnneLilas
    2025年10月1日
    アリストテレスとフロイトが人生の一時期それぞれ少なからぬ情熱を傾けて多数のヨーロッパウナギを解剖し、研究していたという歴史的事実、レイチェル・カーソンが想像のままに美文で綴ったウナギの一生……奇数章はウナギの謎めいた生態をめぐって繰り広げられる科学者たちの涙ぐましい研究成果、偶数章は著者自身の父親とのウナギ釣りの思い出が語られることで紡がれる、人間とウナギとの不思議な因縁。 ウナギが未だ尽きない謎を人間にもたらす一方、謎を残したまま刻一刻と絶滅への道を辿っている現状に、底知れないものを感じた。ウナギもドードーやステラーカイギュウと同じ運命になるかもしれない。 余談だけど、ヨーロッパでのウナギの調理法はどれも不味そう。 たぶん、鰻が好きな人は読み終わったらますます鰻が食べたくなるだろうし、元々鰻を食さない自分はますます食べたくなくなった(賛辞です)。
  • りら
    りら
    @AnneLilas
    2025年9月16日
    エピグラフはシェイマス・ヒーニーの詩から。
  • りら
    りら
    @AnneLilas
    2025年6月6日
    ウナギそのものに関心があるわけではないのだけれど、昔読んだグレアム・スウィフトの『ウォーターランド』(傑作!)に本編とはほぼ無関係な脱線としてウナギの蘊蓄のくだりがあって、それが二十年以上経っても忘れられず、数日前、Readsで偶然書影を見かけたことでこのウナギをめぐる本に今ようやく辿り着いた。 文庫版はもう絶版だか品切れらしく、慌てて「残り1点」を購めた。いつ読むかは未定だけど面白そう。
  • りら
    りら
    @AnneLilas
    2025年6月3日
  • saraha_n
    saraha_n
    @saraha_n
    2025年4月3日
  • あるる
    あるる
    @aru_booklog
    2023年12月9日
    2023年に読んだ本の中で一番面白かった本。読んだきっかけは確かTod’sのカバンにうなぎの革で作られているのがあって、何それ?!って気になって目に入った本だ。日本から見たウナギと欧州から見たウナギってこんなに意味が違うの?!という驚きと、ウナギ食べる国結構あるやん...っていう親近感。なぜか最後の方はこの人の家族とウナギの関係に感動した。本当に人におすすめしたい本なんだけど、相手を選ぶよね。。。
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