まさかまさかが続いて、頭がぐるぐる掻き回されるような感覚になりました… クモが本当に苦手なので、読むのが苦しかったけど、それでもスイスイ読み切ってしまう面白さでした！！！ あの太字の一行だけのページを見た時は、まさかという思いが確信に変わった時の頭を殴られたような衝撃、文字として読んでるのに情報として追いついてこないような衝撃が襲ってきました。 知念さんの作品は、ムゲンのiや真夜中のマリオネットを読んだことがあって、どの作品も面白くてページを捲る手が止まらなかったです📚 この作品や他の作品の物語の終わり方も、うわー、やられた！！！って悔しいような、でも物語の満足感をより高めてくれるような引き方でした。 もっと知念さんの作品を読んでいきたいです！

まさかのホラー！！！ 熊文学＆アイヌのことも出てくる、と勧められ、ミステリ作家さんだよな、位の情報量で読んだらまさかの！ホラー！！怖くて止めたいのに気になって止められなかった。ホラーあるあるのデパートで、嫌でも頭の中の映像化が止まらなかった。熊文学じゃないじゃん…。

個人的には大好きな終わり方だったので大満足

最初はヒグマの アサヒ が怖すぎる。だんだんと真実が分かってくるとゾッとした。 装丁もかっこよくて好き。

中身はパンデミックパニックホラー風味。正直、好みではなかった……結末も想像できるし、中盤の展開はさすがに中弛みしてしまう。医療の説得力はさすがだけれど。キャラクター性と設定がお口に合いませんでした。