関ヶ原 上
28件の記録
みみみ@kmkdnrd2026年7月29日読み終わったこの表紙じゃない古い方の関ヶ原を引っ張り出してきて数年ぶりに読んだ。かっこいい石田三成を読みたくて! 読みながら思い出したけど、石田三成はあたりまえにかっこいいんだけど、それよりもなによりも島左近!本当にかっこいい!誰だって自分の給料の半分出して雇いたくなっちゃうよ!下巻では島左近だけじゃなく西軍がまとめてめちゃくちゃかっこよかった記憶があるからこの後も楽しみだぞー! 読み直していてとにかく強く思ったのが、家康むかつくな〜〜〜とうことであった。わたしは圧倒的三成贔屓なので色眼鏡で見ている自覚はあるけど、とにかく家康嫌だわ〜〜本多正信は老獪でかっこいいね、とおもうのにな。でもわたしは当たり前に家康に騙されるし、まんまと使われて命を落とすことになるのだろうなあ。それからなぜか昔から黒田長政にめちゃくちゃ敵対心をもってしまう。長政も家康くらい嫌だわ〜。 お目当ての三成はもちろんかっこいい、けど、上巻では可愛いほうが勝るかも。島左近と話してる時の言葉遣いとか、初芽ところころしてるときの感じとか、めちゃくちゃ可愛いよ!ふだん伶俐な奉行さまが、自分の前ではあんなに無防備にあんなにかわいい口調で話してくれたら、三成傘下はみんな殿のこと好きになっちゃうって!関ヶ原では三成の役人としての仕事ぶりはそれほど描かれていないけど、有能で頭がかたくて可愛い人だったんだろな〜〜と思うよねえ。司馬遼太郎の三成は、なんかそういう「私だけが殿のことをわかってる」と思わせる。チラチラと見え隠れする隙が魅力な感じがするなあ。少なくとも上巻においては。 とはいえ、家康のところに転がり込んできたときの三成と本多正信の嫌味の応酬とか黒装束で乗り込んできて嫌なこと言って、地の文で「ほとんど異常である」とかいわれてるところは痺れるかっこよさだった。それそれ!他者からどう見られたとしても自らの信念を堂々と通すあたりが好きなんだよ!というきもち。でもそこを家康が上回ってくるからいやなんだよね。ほんと、上巻の三成はまだ家康の掌の上で踊らされている。 しかしあれだけ愛される秀吉というのはすごい人物だったんだなあ。秀吉が衰えていく姿を見て思わず吐いたり、粛々と仕事をしたあとボロボロ泣いたり、そういう三成が魅力的だったのとあわせて、利家が三成のことは嫌いでも秀頼を守るために三成の力を頼るのとか、そもそもは秀吉への愛があるから出てくるものだよね。秀吉が死に際したときの周囲の状況や死後の扱われ方は寂しかったし、国を支配下においても最期は「かえすがえすも秀頼のことを頼む」て泣きながら何度もお願いして死んでいくのも切なかったけど、そんな秀吉を心底愛していた人たちはたくさんいたんだよねえ。家康が憎いぜ。そして三成のことをもっと信じてやってよ小姓メンバーズ……と思ってしまうのであった。拗れちゃうとなかなか難しいのはわかるけどさ。けどきみらずっと一緒にいて、ほんとに佐吉の何を見てきたんじゃい、と、思っちゃう。価値観が全く違っていて、働く場も違っていて、もうどうにもならない距離ができてしまっていたのかな。切ないな。 で、三成の価値観ってのが、「利害の世に、異常な正義感をもってひとり立っている」てやつなんだよね。この一文めちゃくちゃ興奮した!!!そしてそれは「三成のきらびやかな欠点」なんだよ、たまらん!!!!だからたとえ好機であっても信頼する島左近のアイデアであっても、暗殺なんてものは三成にとってあってはならないものなのだよ!くうー! そうあることはなかなかできることじゃないよなあーしかも三成には絶対に成し遂げたい思いがあって、絶対に許せない家康という存在があって、それじゃ勝てませんよっていってくれる島左近もいるのに、それでも三成はその信念を曲げることはできないんだよね。信念なのか、覚悟なのか、あたまのかたさなのか、頑固さなのか、誇りなのか、わたしにはわからないけども!たまんないよ!!本当に石田三成はかっこいい!!!そしてそのあり方を当然自分にも求めているところもいい。 これ、やっぱりわたしたちにもどこか似たところがあると思うんだよね。その一種の頭の硬さというか、自分の物差しでしか測れない瞬間というか。わたしはすぐに「仕事なんだからやってあたりまえ」「お金をもらっている上に、他者の人生に関わるのだから手を抜くべきではない」「他人の時間を自分の準備不足や不注意で奪うべきではない」とかおもって結構真面目にやっちゃうんだけど、それを自分一人で完結しておけばいいのに、周りの全然きちんとやらずに忘れてばっかりで好きなことしかやらない仕事が遅すぎる人に対しても、なんでやんないの!?!?そんなもん当たり前にやるべきでしょ!!!!てイライラしてるからよくないんだよね。おこがましいですし、レベルも全然違いますけども、三成もそういうことならそれはまあ嫌われますよ、と思うのであった。 でもそういう自分の中の芯、軸かな、というものは大切にしたいなとも思う。でも強要しちゃいけないね。わたしもされたくないし、価値観は色々だもんね。 とにかく本当に、ああいう時代に利害ではなく正義で動こうと考える三成はめちゃくちゃ眩しくてかっこいいよ。そりゃ頭おかしーなって周囲には思われても仕方ないかもしれないけど。だからわたしは強要しちゃダメだと自分に言い聞かせつつ、同時にちゃんとやらない奴にめちゃくちゃイライラしながらも、しっかりやるべきだと思ったことは、自分はきちんとやり抜きたいと考えちゃうんだよな。三成イズム、ある部分では大事にしたい。 はーーー石田三成は素敵だな!!! 下巻がたのしみ!中巻もよむぞー!
ぜち@zechl232026年2月18日読んでる読みつぐ。読み終わって「本覺坊遺文」と「無言の前衛」をまた読むことを思いながら読むけど、まだ中巻と下巻があるので、たっぷり先のはなし。「へうげもの」は時々つまみ読む。


ぜち@zechl232025年12月21日読んでる泊まり仕事の日。合間の読書。 「三成の活動はこの瞬間からはじまったといっていい。」 「世間はともかく、家康の戦闘はこの日からはじまったといっていい。」 といっていい。日常で使うと恥ずかしいことになっちゃうといっていい。日常では一人称で使うのが角がたたず面白いといっていい。




ぜち@zechl232025年11月16日読んでるシン・関ヶ原を立ち読みし、変化するものであると頭の隅におきつつ、架空の南米小説を読むように読む。かさね、もどき、みたて、すさび。読みすさぶ、ちびちび合間に読みついでいく。ことにする。覇王の家のつづき。




つつじ@m_tsutsuji08152025年10月7日「裏穴から燻せば表穴へととび出し、表穴から燻せば裏穴へとびだすだけの、まことにもって正直一途の男でござりまする」 本多正信に正直一途とか言われたら屈辱で死ぬ
つつじ@m_tsutsuji08152025年10月5日読んでる"ところが、(飯田)覚兵衛のみるところ、自分の主人である清正だけはちがっていた。故秀吉の外征の最大の被害者が清正であり、自然その不満やいきどおりももっとも大きいのだが、そのやり場が、 「石田三成」 の一人物にしぼられていた。すべて三成がわるい、原因は三成である、三成が自分に手傷を負わせた、三成を血祭りにあげることによってこの腹いせができる、と信じていた。ある意味では、そういう憂さの晴らし場をもっている清正は、当節、幸福な大名かもしれない。他の、晴らしようもない憤懣や傷手に堪えかねている諸侯からみれば" ………こっっっっわ!!!(震)

ゆーほ@everyday_holiday2025年3月7日かつて読んだ多分、私が読んだのは一冊でおさまってたハードカバーだったはず。 久々に、読むのに2週間くらいかかった本でした。 個人的に島左近好きなので、よかったです。













