ハンセン病療養所に生きた女たち

5件の記録
みゆ@ant12bb212026年3月26日読み終わった@ 自宅「程度の差はあるにしても、保養園の入所者には、「夫婦であっても別々だ」という意識があります。 園のなかの結婚生活は仮の姿とまでは言いませんが、入所する前に所帯を持っていた人は、夫や妻や子供たちと別れてきています。保養園に好きで入った人など一人もいません。その上、園のなかで結婚はしても子供は持たせてもらえませんでした。 まして大変だったのは、夫婦の片方が身体を壊して手足が不自由になったり失明したりすると、もう一方は、その不自由になった連れ合いの面倒を何から何まで見なければならず、普通の家庭では考えられないような心身の負担を負わなくてはなりません。」(110ページ 夫婦でも墓は別)
花木コヘレト@qohelet2025年10月8日読み終わった図書館本ジェンダーハンセン病絶望ですね、絶望。女性であることの絶望です。フェミニストの方の怒りがよく分かります。女性は流されるだけですね。社会の意識が変わらなくちゃいけないです。 ハンセン病になっただけで、戦いは苦しいものになるのに、女性は療養所内でさらにスポイルされちゃう。生きづらいですね。苦しさに無感覚になっちゃうんじゃないでしょうか? とにかく自分を無くさなきゃいけない、女性は男性に比べてさらに。これって辛いでしょうね。自分でいたいですよね、自由が欲しいですよね、人間なんだから。 あとは、人工妊娠中絶の数です。昭和27年、日本国憲法下の戦後ですよ?、に1328件(ハンセン病)が計上されています。無念ですよね。 本書の内容は、5人の女性回復者の方から、療養所生活の記憶を語ってもらうというものです。女性の体の話(生理など)とか、夫との関係の話、園内での人間関係の話、熊本判決のお金の使い道の話、などが踏み込んで話されています。 聞き取りの本なので、全体的に読みやすいですし、解説として、ハンセン病全体の概説も載っています。女性の読者の方がハンセン病を知りたいと思ったら、まずは手に取ってみるのは、良いことだと思います。













