全部ゆるせたらいいのに

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- 七@mi_sprout2025年7月20日読み終わった千映、千映の母、千映の父、再び千映、と語り手が変わっていく。父親視点の章は特に読んでいて感情が掻き乱された…。愛していたのは確かだけど、絶対にしてはいけないことをしてしまって、娘からの愛を失っていく様子が痛々しくて、でもそれは当然のことで。千映と父親は共依存のような関係だったんじゃないかと思うし、母親の在り方に疑問を感じるけれど、彼女が新たな家族を持って自分の人生を歩んでいけることが感じられるラストだった。