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七
@mi_sprout
育児と仕事の合間に本を読んでいます。ネタバレ配慮しませんのでご注意ください🙇🏻‍♀️
  • 2025年10月10日
    ドヴォルザークに染まるころ
    「ドヴォルザークの檻より」 ひたすらに暗い…!ママ友たちの会話とか、婦人会の女たちが乗り込んでくるシーンとか、排斥される三好とか、どろどろでもやもやしたシーンがひたすら続く。 だからその分、こうちゃんが現れてからは光が差したようになった。主人公がこうちゃんとか画家に惹かれるのはわかるなぁ
  • 2025年10月5日
    夫よ、死んでくれないか
    一気読み!1日で読了できるくらいの軽めの作品で読みやすかった。 ただ内容はヘビー。香奈が黒幕というのは最初の方から気づいていたので意外性はなかった。 オチで流れるニュースが怖い。彼女もまたその1人だったとは思わなかった…!
  • 2025年10月4日
    夫よ、死んでくれないか
    話の本筋がどこにあるのかわからないまま半分ほど読んでしまった。友里香の夫を皆で殺す話かと思った。 不倫相手としては香奈が圧倒的に怪しい気がする…
  • 2025年9月27日
    一撃のお姫さま
    「家出の庭」 短いながらとても良い作品だった。 静かな月夜に、覆い隠してきた悲しみについて考える時間がだれにも必要なのかもしれない 「一撃のお姫さま」 アーティストとして働く主人公とホストの在り方がおそらくはリアルに描かれていて、終盤曲が出来上がっていくさまは爽快感があった。主人公がホストに入れ込まないと決意しつつ大金を使う熱に浮かされているのがまた現実味があって少し怖くなる。 仕事をしている人として最高の手紙をもらうラストシーンも好き! どの作品も良すぎる短編集だった!!
  • 2025年9月27日
    一撃のお姫さま
    「God breath you」 タイトルそのままの祈りが込められた話で、やさしくてあたたかい。15歳という年齢差が今後どう作用していくのか、まだ誰にもわからない。でも今この瞬間ふたりが想いあっていることは確かだ。 それはそれとして、二の腕つんつんは面白すぎるのよ 早坂さんの冷たさの描かれ方もリアルでよかった
  • 2025年9月24日
    一撃のお姫さま
    気になってた短編集。1篇目から最高。 「停止する春」 ずるずると死へ向かっていってしまう主人公の在り方がリアルで、さおりちゃんがいてくれてよかったと思う。長岡くんがさくまであることには気付かなくて、そうだと分かったら彼の行動がかなりグロテスクに感じた。 たくさんのことが重なって、痛んでいる。だから時間が必要だ。 そういう瞬間、痛みを見逃さないようにしないと、人は簡単に死んでしまうんだと思う。 「最悪よりは平凡」 とても良い。はらはらしつつも主人公がひとまずは穏やかな場所に落ち着けたのでほっとした。 島本さんの書く男性は色気と魅力があるなぁ
  • 2025年9月21日
    へびつかい座の見えない夜
    「へびつかい座の見えない夜」 これもしんみりと良い作品だった。双子の妹が生まれたことにより自分のプライベートが侵食されていく様子、大切に集めていたものを踏み躙られて、自分の気持ちを無かったことにされてしまう苦い記憶がリアルできつかった。 踊る今泉さんとの邂逅で終わるのが美しい。 初めての作家さんだったけれどもうすごく惚れてしまってて、Xもフォローした。彼女の紡ぐ言葉にもっと触れたい。
  • 2025年9月20日
    へびつかい座の見えない夜
    「ハマエンドウが咲いていた」 これもすごく良い。老人=海で出会った男女の子どもということはすぐにわかるけれど、そこに驚きを求める作品ではない。
  • 2025年9月20日
    へびつかい座の見えない夜
    「トカゲのいる闇」 めちゃくちゃいい。トカゲとの距離感が徐々に縮まっていって、主人公の女性が自分らしさを取り戻していく様子が好ましい。この話はバッドエンドじゃなくてよかった…。トカゲが死んでしまって夫になじられてモラハラが酷くなるのをうっすら想像してしまっていたから。
  • 2025年9月18日
    へびつかい座の見えない夜
    「梅雨が来る前に」 初めての作家さん。愛おしい短編集という触れ込みだったからハッピーエンドだと思ったら全然違って後味悪目の終わり方だった。それでよかったのか主人公… 「きみは湖」 恋人が消えた理由がきちんと明かされるかと思ったらそういうわけではなかった。千草と主人公の関係性が良い。結局恋人はどこに行ったのか気になる。
  • 2025年9月15日
    隣人のうたはうるさくて、ときどきやさしい
    「隣人の花は」 本編ラストの章はずっとココ・アパートメントで暮らしてきた康子さんが語り手。彼女の過去もまた壮絶で、悲しくて寂しくて、でも決して不幸だけのものではなかった。勲男さんが亡くなったのはとても悲しいけれど、生死含めてうつろい続けるアパートメントの在り方が現実的だと思った。 章を経るごとに少しずつ年月が流れていって、いつのまにか花野も高校卒業しているし龍も大我も大きくなってるし、賢斗もアパートメントとずっと縁を持ち続けていて、群像劇ならではのあたたかさと寂しさが入り混じっていた ほんとにずっと良くて、心地の良い作品だった!
  • 2025年9月14日
    隣人のうたはうるさくて、ときどきやさしい
    「隣人の庭は」 夫に苦しめられる母と娘の苦しさに泣いてしまうし、母から娘に向けられる愛情にも泣いてしまう。賢斗が康子さんと穏やかに過ごしている描写もほっとするし、テイストバラバラな食卓の風景はそのままココ・アパートメントのあり方を表しているようだ。 「隣人の手は」 家族のために、自分のために、キャリアよりも大事なものをきちんと優先できる和正さんは強いし憧れる。 わたしもそんなふうに生きられたらいいなぁ
  • 2025年9月11日
    隣人のうたはうるさくて、ときどきやさしい
    「隣人の涙は」 大我が泣くところで一緒になって泣いてしまった。本読んで泣くことそんなにないから自分でもびっくりした。最近涙腺が弱い。 大きな喪失をした東原親子を膜のように守ってくれるココ・アパートメントという存在が、とても優しくてあたたかい。 「隣人の子は」 亨のかかえるトラウマが辛い。そんな家族を見てたらそりゃあ子を持つのがこわくなるよね。子供を作る、欲しい、という表現に違和感を覚えるのもわかる。 茜や和正さん一家、良いなぁ。あたたかい、包み込むような人たちだ。
  • 2025年9月11日
    隣人のうたはうるさくて、ときどきやさしい
    1章からとても良い。刺激的なエンタメとかじゃなくて、読んでいて心に染み渡るような、でも決して優しすぎないような物語と文章が心地良い。好きだなぁ。
  • 2025年9月9日
    ほくほくおいも党
    れっきとした言語、ことばに関する物語だった。千秋が自分のための言葉を獲得しつつあるのが嬉しいし、父親もほんとうの言葉を探そうとしているのがわかって良かった。
  • 2025年9月6日
    ほくほくおいも党
    「康太郎と雨」 康太郎が岩崎さんだということにすぐには気付かなかった。ゆっくり読んでるから人の名前がすぐに抜け落ちてしまう… 繋がりがわかった時は思わず第1話に戻った。なんか物寂しいような、あーこの青年が…ってやるせない気持ちになった。 千秋から見たら自分を党に誘ってくるめんどくさい人だった康太郎が、彼の視点に立ってみると、また違った人物のように見える。 「まなざし」がこの作品のテーマの一つなのだと分かる。
  • 2025年9月4日
    ほくほくおいも党
    「和樹とファインダー」 この章で初登場だというのに乃木森に一瞬で惹かれた。 同じ人、親子でも、その時々で見せる顔を変える。
  • 2025年9月1日
    ほくほくおいも党
    「佐和子とうそつき」 かつて美しかった母ががんにかかり見る影を失っていくの、切ない。この話は全然ほくほくしていなかった。
  • 2025年9月1日
    ほくほくおいも党
    左翼二世の話、というのは事前知識で知ってたけど、それでもすごい。安倍総理の襲撃事件のくだりで、なんでも2022年なのかがわかったし、うわすごい、って声出た。
  • 2025年8月29日
    詐欺師と詐欺師
    あれ、これでおしまい?ってびっくりしてしまった。モヤモヤが残る終わり方だった…ただただ嫌な気持ちになって終わったというか。シリーズものの第1巻とかなんだろうか。続きがありそう。
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