喜べ、幸いなる魂よ

喜べ、幸いなる魂よ
喜べ、幸いなる魂よ
佐藤亜紀
KADOKAWA
2024年1月23日
9件の記録
  • はるにれ
    はるにれ
    @Elms1130
    2025年6月10日
    熱心な読者だとはとても言えないのに、気がついたら佐藤亜紀さんの本が本棚に並んでいた。硬派な作品が何作もある中で、この小説の伸びやかな雰囲気が今の気分だ。 初めて読んだ時は、翻弄されるヤンが気になって仕方なかったが、今回はヤネケとベギン会にじっくり向き合った。女性に自由と自立を保障するシェルターでありながら、世俗から完全に離れた修道院ではない場所。少し時代がずれていて、場所もフランドルではなくオランダだが、画家マリア・シビラ・メーリアンもプロテスタント系のコミューンに入ることで、自由を得たのを連想してしまう。今の日本では、どんなところが女性たちのアジールになっているんだろう。
  • kisakisa
    kisakisa
    @kisa-kisa
    2025年5月1日
  • yumi
    yumi
    @bookandlivre
    2025年3月22日
  • いん子
    いん子
    @inko1908
    2025年3月8日
  • けれども
    けれども
    @keredomo_
    2025年3月7日
    B
  • 元々単行本で持ってたけど文庫も買った本。佐藤亜紀先生を作家買いするきっかけなので万人に超おすすめ。 序盤にある個人的げんなり(ヘテロ)描写ポイントを乗り越えたらあとはもうヤケネたち登場人物がどんな人生を辿るのか読み進めていくだけ。物語のうえで亡くなる女性にも確固たる我があったと描写してくれるから著者は信頼できる。 てか単行本についてた帯は「幼なじみふたりの40年にわたる愛の物語♡」みたいな内容だったけど普通に詐欺だろ!そもそも出版業界は帯もしくはあらすじ詐欺が横行してる気がするよ〜
  • 読売文学賞。これは本当に読めて良かった本。2作続けてミソジニー関連となったが、知らない史実だらけでとても面白かった。キャラクターも素晴らしく、頑張れヤン!となって読んでいた。著者の本は初めてだったが、いろいろ読みたい。そして解説も良い。
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