幸福な食卓 (講談社文庫)

16件の記録
朔@mutsunohana2025年3月26日読み終わったもらった大切なものに気づくある出来事で傷ついた心を抱えながら 生きようともがく一見バラバラな家族 でも思いやりでつながり 思いやりに生かされている
イシイルカ@ishiiruka04211900年1月1日読み終わったまあちょっと風変わりではあるものの、平和で仲良しで普通の家族の食卓だなあ、なんて思いながら読み進めていたら、梅雨の訪れとともにいきなりの超展開というかこの家族の持つ傷、抱えるトラウマが出てきてビックリ。 真剣に、真面目に生きてきたことによるストレスや心のひずみや歪み。それが徐々に精神を蝕んでいく恐怖。そんなものを抱えて生きているのはさぞかし辛いだろうが身近な家族の中ではそんな苦しみは見えそうで見えない、むしろ付き合いの希薄な他人のほうが感じてしまうという皮肉。 さらに終盤、何もかもうまくいっているように見えた平和な日々に、衝撃の、あまりにも残酷で無慈悲で悲しい出来事が。 大切な人の喪失は、決して埋められることはないものの、その傷は時間が、もしかしたらやがてその痛みを少しずつ和らげてくれるかもしれない。そんな希望を感じられるラストだった。 2025/11/11














