他人の顔

他人の顔
他人の顔
安部公房
新潮社
1968年12月24日
6件の記録
  • こよなく
    @koyonaku
    2025年10月7日
    超おもしれー。 顔の効果とか拘束、自由、自我、欲望、他者、孤独、主人公の堂々巡りの思考、哲学、が長々と書かれてて、それ読んでるだけで面白いんだけど、妻の手紙がさらに面白い「尻尾をくわえた蛇のような長ったらしい告白を書いただけです」この一刀両断、そんな殺生な。 途中挟まった、仮面が大量生産された世界の空想話も、それだけでSF短編として充分面白い。まさに今ってSNSで誰もが覆面を手に入れた世界だ。みんな一方通行の会話してる。 「愛というものは、互いに仮面を剥がしっこすることで、そのためにも、愛する者のために、仮面をかぶる努力をしなければならないのだと。仮面がなければ、それを剥がすたのしみもないわけですからね。お分かりでしょうか、この意味が。」
  • Koh
    Koh
    @tnsm0223
    2025年7月21日
  • goronche
    goronche
    @summergoron
    2025年5月4日
    何回も、読もうとして途中でやめてる
  • こんた
    @konta
    2025年4月1日
  • 地元の未来屋書店さんでやっていた「本の処方箋」フェアで入手。頭の中で「イリヤ!(レヴィナス)」と唱えながら読んだ。
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