伊豆の踊り子
7件の記録
り@Rii_11222025年5月25日かつて読んだ抒情歌の死生観がなんとも切なくて、当時はうまく言葉にできなかった。今でも難しいけれど、読んだ時は心にものすごく残って、新しい物事への見方や慈しみ方のようなものを見れた気がした。 愛する人の死を味わいたくないからこそ、蝶や花となってあなたに愛でられたいって考えが個人的にすごくときめいた- zaki.@zaki2025年3月3日読み終わった抒情歌 「この香は死んでいるわ。」 この人は香水をつかったことがない。 先ほどまで匂いについて語っていたのに中国風の匂いを嗅いだことがあるのは葬儀や法事の時のみであり、女が死の匂いを嗅ぎ取ったような言い回しが惚れ惚れとしてしまう。 それから女はこの死が匂いと絡んでいることから古今東西の死後の世界について思い馳せてゆき最後にはまたごく私的な感情へと帰ってきて締め括る。 50頁にも満たないのに200頁の作品を読んだかのような読後感があり、本作ではその後禽獣と続くが是非また深夜に一人で読み返したい。 カルタ取りの後で。



