パノラマ島奇談
9件の記録
阿部義彦@xtc1961ymo2026年5月24日読み終わった良くよる書店で春陽文庫の江戸川乱歩作品のフェアをしていたので、全13巻でしたが、その中でも、気になってたが未読だった「パノラマ島奇談」を読むために、粗筋で最後に●●花火が上がるのだけは知ってたけど、予想どうりのグロテスクで『人間椅子』『屋根裏の散歩者』『芋虫』『鏡地獄』などが好きな自分には偉く刺さった。ここまで行くと奇想小説どころか猟奇小説と行っても良い。解説にもあったがやはり乱歩はデビューしてから一時休筆するまでの大正13年~昭和初期のものが一番充実して、休筆を解いた昭和4年の「蜘蛛男」からは、通俗的な推理小説に進み、明智小五郎や少年探偵団など国民作家(今のベストセラー作家)にはなって名声を得たものの内心忸怩たるものが有ったと言う。パノラマ島は、筋らしい筋は無く、海外の小説等から取り入れた、幻想グロテスク趣味を自分で消化してひたすらただ並べただけでもあるが、澁澤龍彦さんも大絶賛は、むべなるかな。読めて良かった。



月下の医師@rinrin-11022026年2月10日読み終わった★★★☆☆亡くなった自分と瓜二つな大金持ちと入れ替わり、贅を尽くした不気味で不思議な人工島を造った男。そんな男にも破滅の時が…。 一度読んだら最後、一生忘れられないエンディングを堪能あれ。 他、夢野久作の乱歩評を一変させた白昼夢など4篇を収録。







