

月下の医師
@rinrin-1102
- 2026年2月24日
- 2026年2月21日
続氷点(上)三浦綾子★★★☆☆読み終わった陽子は生きていた。 完璧な人間は出てこない。誰もが赦し、赦されながら、人は生きていく。 「一生を終えてのちに残るのは、われわれが集めたものではなくて、われわれが与えたものである。」 なかなか耳が痛い文章である笑 - 2026年2月18日
- 2026年2月12日
東京でお酒を飲むならば甲斐みのり★★★☆☆読み終わった東京の良い感じの居酒屋を紹介していくエッセイ。超有名点から知る人ぞ知る店まで。その店にまつわる歴史、小ネタ、蘊蓄も交えて書かれる柔らかい文章を読んでると、実際に行ってみたくなる。 - 2026年2月10日
パノラマ島奇談江戸川乱歩★★★☆☆読み終わった亡くなった自分と瓜二つな大金持ちと入れ替わり、贅を尽くした不気味で不思議な人工島を造った男。そんな男にも破滅の時が…。 一度読んだら最後、一生忘れられないエンディングを堪能あれ。 他、夢野久作の乱歩評を一変させた白昼夢など4篇を収録。 - 2026年2月4日
- 2026年1月7日
診断名サイコパス: 身近にひそむ異常人格者たちロバートD.ヘア,Robert D.Hare,小林宏明★★★★☆読み終わったサイコパスは社会の捕食者であり、生涯を通じて他人を魅惑し、操り、情け容赦なく我が道だけをいき、心を引き裂かれた人や、期待を打ち砕かれた人や、空になった財布をあとに残していく…。 素人向けにサイコパスの特徴をこれでもかと解説した本。一度は読んでおくべきだが、訳が読みにくいかな。 - 2026年1月3日
- 2026年1月2日
狂気の偽装岩波明★★★☆☆読み終わった日本で急増する心の病の偽りと真実を、一線の精神科医が告発する。 20年前の本だが、本書で指摘されている問題点の数々が今なおそのまま。というより更に悪化しているような気がする。 精神科の開業医が謎に増えてる理由とか知らなかった。 - 2026年1月1日
- 2025年12月23日
氷点(上)三浦綾子★★★☆☆読み終わったとある医者の3歳の娘が殺害される。犯人はすぐに捕まるが間もなく自殺してしまう。その犯人には赤ん坊がいた。あることがきっかけでその医者がその子を引き取って育てることになった。 嫉妬、憎悪、欲情、無垢… 家族達を通じて人の原罪が描かれる… なんというか、アンジャッシュのすれ違いコントみたいだった。 - 2025年12月14日
猟奇歌夢野久作★★★☆☆読み終わった雑誌の企画で猟奇的な歌の特集が組まれることになった。しかし次第にそれは夢野の独壇場となっていく… あの朴訥とした表情の頭の中に、一体どれほどの狂気が渦巻いていたのか。 ↓好きなやつ3つ 誰か一人 殺してみたいと思ふ時 君一人かい⋯⋯⋯ ⋯⋯⋯と友達が来る 脳髄が二つ在ったらばと思ふ 考えてはならぬ 事を考えるため 見てはならぬものを見ている 吾が姿をニヤリと笑って ふり向いて見る - 2025年12月11日
風化水脈大沢在昌★★★★☆読み終わった新宿鮫Ⅷ。 高級車窃盗団を追う主人公。 Ⅰで刑務所に行った気合の入ったヤクザが出所してきたり、謎の駐車場管理人の老人に出会ったりして、事態は混沌としていく… 警察の矜持、ヤクザの悲哀、新宿の歴史、台頭する中国人マフィア等の描写や説明がシャープな文体で分かりやすく描かれ、読ませる。 相変わらずめちゃ面白い。一発当てるのも凄いが、そこから面白い小説を書き続けてるのが凄すぎる。ベストセラー作家はみんな化け物じみてる。 - 2025年12月11日
犬神博士 夢野久作集古典名作文庫編集部,夢野久作★★★☆☆かつて読んだ犬神博士と揶揄される奇人のおじさんが幼少期のことを語る話。変人扱いされているおじさんも昔は頭の切れる美少年だった… 珍しくホラーや怪奇要素がほぼない長編ドタバタ劇。しかし独特の久作節は健在。こういった作品ももっと残してほしかった。連載していた新聞が廃刊となるに伴い未完。もっと主人公の活躍を読みたかった。 しかし夢野久作の作品に出てくる、奇怪な吾輩キャラの何とも言えない魅力って何なんだろうな。 - 2025年12月1日
医者の逆説(新潮新書)里見清一★★★☆☆読み終わった医療の理想と現実。そのギャップの狭間で戦い続ける医者達。 68-74ページは教科書に載せるべき。 いくら優秀でも一臨床医がいくら声を上げたところで、崩壊への道は止められないが、一度崩壊すると元には戻らない。辛くとも地道な努力を続けなければならない。 - 2025年11月28日
果しなき流れの果に新装版小松左京★★★☆☆かつて読んだ国内SFオールタイムベストで常にトップ争いする小説。 奇妙な遺跡に関わった人物が尽く死亡or失踪する。主人公も失踪し、長い月日が流れ、帰りを待つ恋人も齢をとり亡くなって物語が終わる… が、それは時間と空間を超越した、壮大な戦いの序章だった。 果たして主人公は愛する人の元に帰れるのか。 構想はいいんだが、場面や人物の転換が多く説明も少ないのでかなり読みづらいのと、色々謎が残ったままになるのがイマイチだった。全体として荒削り感があって過大評価感は否めない。 とはいえこれが60年前に書かれた小説とは驚きで、国内SF黎明期のマスターピースとして未だに評価が高いのだろう。 - 2025年11月23日
2030-2040年 医療の真実熊谷賴佳★★★★☆読み終わった大田区にある中小病院の3代目(70代)が語る、近々間違いなく訪れる日本の悲惨な末路。 中小の病院が何故が潰れていくのか、経営難に喘いでいるのか、何となくしか分かってなかったが、そうだったのかと氷解していく感じで一気読みした。 著者自身、数々の困難な目に遭ってこられているので説得力が段違いで読ませる。 こういう、「分かってる」人からしたら日本の行く末は不安で、不憫でならないのだろうな。 医者も含めてほとんどの国民が知らない事実。 しかしあと5年か…地獄の世界がもう間もなく我が国を襲う。ある種ホラー。 - 2025年11月19日
ネメシスの使者中山七里★★★☆☆読み終わった「どんでん返しの帝王」、初読。 凶悪犯罪加害者の家族が惨殺される連続殺人事件が起こる。 犯人は?目的は? 加害者家族の地獄と、怨嗟の鬼と化した被害者遺族の底すらない恨み、凶悪犯罪者でもなかなか死刑にならない理不尽さ… ミステリー部分はまぁまぁだったが、色々と考えさせられる小説だった。 - 2025年11月12日
沈黙遠藤周作★★★★☆読み終わった禁教の時代。とある高名な司祭が日本で過酷な弾圧に屈して棄教したとの報告がローマに入る。事実を確認し、現地の信者を救済するためかつての弟子達が決死の覚悟で日本へ潜入する。しかしそこは厳しい圧政と迫害と拷問の嵐が吹き荒れる地獄だった…。 タイトルの沈黙とは一体、「誰の沈黙」なのか。 高尚な歴史小説。見事です。 - 2025年11月7日
ペンギンの憂鬱アンドレイ・クルコフ★★★☆☆読み終わった恋人に去られ憂鬱症のペンギンと暮らしている孤独で売れない小説家。 ある日、まだ存命中の有名人達の追悼記事を書く仕事が舞い込み始め、やがてその大物達がその通りに死んでいく。そして自らの身辺にも不穏な影がちらつくのであった…。 派手な展開は無く淡々と物語が進みながら、世の不条理、孤独、幸せとは、家族とは…etcが描かれる。めちゃ面白いという訳ではないがなんか考えさせられた。
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