完本 神坐す山の物語

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- 読書日和@miou-books2025年5月24日読み終わった浅田次郎さん、御岳山とこんなにご縁が深い方だったなんて、この本で初めて知った!新緑、シロヤシオの頃、紅葉と毎年歩く御岳山にこんな世界があったなんて。表現が美しくて、読んでいてまるで映画のシーンのように情景が目に浮かぶ。うっとり。伯父さんの厚意、その伯父さんが亡くなる時の話は切ないやら幻想的やらでこれまたうっとりでした。 「山上には八百万の神々が満していた」 「千年の森に蜩の鳴き上がる夕刻だった」 かっこいいなー、使ってみたいけど私が言ったら中二病扱いされてしまう気もする。 図書館本で返してしまったけど、また時間を置いてから読み直したいな。