ファウンテンブルーの魔人たち

4件の記録
よあけ@mogumogu2026年2月9日読み終わった単行本が出たときにチェックはしていたものの、そこから存在ごとすっかり忘れていて、先日偶然本屋さんで目にしてなぜか気になって仕方がなくなって購入。 これまでの白石さんの作品と雰囲気が異なるので賛否あるようだけど、私はエンタメとしても白石さんの考えとしても楽しめた。終わりに白石さんご自身によるあとがきも付いていて、どんな考えを持って書かれたか簡単に記されているのだけど、その上でもまだ明るさや希望のようなものを感じる終わり方というか、読者それぞれの解釈を許されている感じがした。 花村萬月さんの最近の小説を読んだときも思ったけれど、年齢を重ねるごとに人生についての考えや向き合い方、課題のようなものが変わり、それが作品にも反映されるのは自然だと思うし、両者共の変化を私は楽しめたし、漠然とした「なんかわかる」感もあったのだった。



- sojin@sojinne12032026年1月1日読み終わった@ 自宅大晦日から元旦にかけて。 「この胸に深々と突き刺さる矢を抜け」で出会ってから白石一文さんの書くものがずっと好き。 死生観、生と性、時間、男と女、問い。バビューン!と色々な場所に飛ばされ、本を読む楽しさと思考が巡る心地よさをたっぷり味わえました。 先が気になりすぎて、眠気と戦いながら朝方まで読み進めて寝落ちた末に見た夢は、この本の影響か、すごくダイナミックな世界観だった。 好きな作家の本は紙で読みたい集めたいというスタンスでずっといたけど、思うところあって、Kindleで購入。 携帯を開けばどこでだって本が読めるのも、知らない単語があればすぐに検索をかけられるのも、とても便利。物として所有できない(文字通りの)物足りなさと、ページをめくれない寂しさに、慣れる日はくるのかな。



