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よあけ
よあけ
@mogumogu
地方でこつこつ臨床に励んでいる医師です。
  • 2026年4月12日
    時の果てのフェブラリー
    本の雑誌の『おすすめ文庫王国』で、SF編として大森望さんがベスト9位に選出されていた。 同時収録の続編『宇宙の中心のウェンズデイ』のヒロイン、ウェンズデイは、フェブラリーとは人物造形が大分違っていて面食らったけど、ここからきっと彼女のことをもっと知り、もっと好きになれる展開が待っていそうなタイミング、そして新たな衝撃的展開が始まる予感のところでおしまい(未完)になっている。続きが知りたくて「ぐわ〜!」となったけど、ここまでのところでも面白く読んだ。 ハードSFということで理論を噛み砕くのが難しいけれど、なんとなくの理解で読み進めても大丈夫だと思う(私もそうでした)。
  • 2026年3月29日
    母という呪縛 娘という牢獄
    母から娘に加えられた仕打ちは、母との関係が苦しかった私から見ても想像以上に苛烈なものだと感じた。子供は親なしで生きられないし、生きるには従うしかなくて、本当に気の毒に思う。 それでも、読んだ後にわいた思いはなぜか、「なぜこの母はこうなってしまったのか?」だった。 母にも、自分でもどうにもできない感情、娘にこのように当たるしかなかった何かがあったのではないか?このようなひどい"毒親"に育てられた娘は可哀想、母という"モンスター"がいなくなったから、これからは自分の人生を歩めるといい、だけで済ませては、この事件を本当には考えられない気がする。 母の行いは明らかに虐待だし、母のしたこともまた許されることではないけれど、殺されてしまった母は、娘をこのように虐げた"罪"を償うことはできない。こんな風に娘に当たる自分になってしまったのはこういう事情があったと語ることも、そのことで共感や援助を得ることもできない。 このノンフィクションには、母からの視点が必要不可欠だったと思う。それができない事件だったのだけれど。
  • 2026年2月28日
    Tropic Vol.1
    Tropic Vol.1
    新しく創刊されていたことに全然気づいておらず、近所の本屋さんで偶然遭遇。 様々な分野やテーマを組み合わせて、アカデミックとエンターテイメントが融合する新しい紙メディアを目指しているとのこと。普段自分からは手に取らない分野のことも知ることができて、知的に刺激されることを期待して。
  • 2026年2月24日
    自由思考
    自由思考
    普段読まない作家さんについてエッセイを入り口にするということをよくやるのだけど、これもそのひとつと言えるかもしれない。今回は意図してはいなかったけれど。 中村文則さんは私にとっては、いくつかの作品が気になってはいたものの、すぐに手に取るわけでもなく、なんとなく後に回してしまっていた作家さんなのだけど、偶然このエッセイを書店で見つけられて良かった。 やっぱり、人生についてや、社会のあり方なんかについて真剣に考え悩んでいる人はいい。それをきちんと記していこうという姿勢があるのもいい。
  • 2026年2月9日
    ファウンテンブルーの魔人たち
    単行本が出たときにチェックはしていたものの、そこから存在ごとすっかり忘れていて、先日偶然本屋さんで目にしてなぜか気になって仕方がなくなって購入。 これまでの白石さんの作品と雰囲気が異なるので賛否あるようだけど、私はエンタメとしても白石さんの考えとしても楽しめた。終わりに白石さんご自身によるあとがきも付いていて、どんな考えを持って書かれたか簡単に記されているのだけど、その上でもまだ明るさや希望のようなものを感じる終わり方というか、読者それぞれの解釈を許されている感じがした。 花村萬月さんの最近の小説を読んだときも思ったけれど、年齢を重ねるごとに人生についての考えや向き合い方、課題のようなものが変わり、それが作品にも反映されるのは自然だと思うし、両者共の変化を私は楽しめたし、漠然とした「なんかわかる」感もあったのだった。
  • 2026年1月27日
    本の読み方
    本の読み方
    なぜか続編の『小説の読み方』の方を先に入手して何年か積ん読していたのだけど、時々行く本屋さんでなんとなくこちらを購入して読む。 読書好きと言いながら読むのがとても遅いこと、幼少期から本は好きだったのに、なぜかそこから深まらず、色々読むようになったのは社会人になってからなど、読書に対して勝手にコンプレックスを持っていた私にとても合っていた。 ゆっくり楽しく読めばいいんだと思えたし、技法的なことも姿勢的なことも、作家の視点であらためて言語化されると参考になることが多くて、少しずつ小説の読みの深さにも変化が起きるんじゃないかと期待している。
  • 2026年1月24日
    「壇蜜」(2)
    「壇蜜」(2)
    雑誌『東京人』の日記特集以来、気になる人の一人な壇蜜さん。 夫である清野さんが描くこの漫画、1巻がとても面白くて2巻を心待ちにしていた。 飾らず、何も狙ってないのに世に二つとない事件が起きたりする。動物との間のことなんて特に、魅力的な人柄が引き寄せてのことなのだろうなぁ。 イトーヨーカドーでお洋服買ってもらう場面がかわいい!
  • 2026年1月5日
    自分の薬をつくる
    坂口恭平さんの本2冊目。 すごい、やっぱりこの方、とてもセンスがいい。 診断未満の不調には確かに効果がありそうに思えてくる。自分で徹底的に試行錯誤されてきたから導き出せたとも言えるけど、やっぱり圧倒的にセンスがいい。 この本から連想したことは色々あるけれど、そのうちひとつはオープンダイアローグ。次には坂口恭平さんと斎藤環先生の往復書簡『いのっちの手紙』を読むのがいいかな。
  • 2025年12月18日
    おすすめ文庫王国2026
    おすすめ文庫王国2026
    毎年のお楽しみ、おすすめ文庫王国。 新たに読みたいと思ったもの、元々チェックしていたけどこれに載っていて早く読まねばの気持ちになったものなどなど、読書記録を管理しているアプリにおすすめ文庫王国に載っていたとわかるように整理。 『大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件 なぜ美しい羽は狙われたのか』を複数人がおすすめしていたのが印象的。 みなさんのおすすめ文が上手くて、タイトルは知っていたけどあらためて「そんな内容だったの!?」と俄然読みたい熱が燃え上がる本も多数あり、年末年始読書に備えてどれを購入するか考える。
  • 2025年12月11日
    生きのびるための事務 全講義(マガジンハウス新書)
    坂口恭平さんという人といのっちの電話についてはなんとなく知っていたけど、著書を初めて読んでみて驚いた。こんな発想力のある天才っているんですね。 考え方は素晴らしいと思ったけど、頭がカチカチに硬く真面目一徹の私はとても真似できない。。 ごく平凡な一市民が、この人の思考のエッセンスを活用させてもらうにはどうしたらいいんだろう…? 坂口さんの本をもう少し色々読んでみようか。
  • 2025年12月6日
    GOAT Winter 2026
    GOAT Winter 2026
    必ず買うと決めているので、3冊目も購入。 高瀬隼子さん、九段理江さん、蝉谷めぐ実さんなど気になっている作家さんの作品、佐藤究さん、朝井リョウさん、恩田陸さん、平野啓一郎さんなど私のお気に入り作家さんの登場する対談、ミステリ特集などなど…今回も510円で盛りだくさんすぎる、、! 今回は表紙がいつもと違ってつるつるキラキラしてて気合い入ってる。 GOATは中の紙の色合いやデザインも凝っていて、それが楽しく隅々まで読もうという気にさせるんだよなぁ。 いつもうきうきわくわくをくれてありがとう、GOAT。
  • 2025年11月30日
    新・壇蜜日記3 ありがたい日々
    壇蜜さんの日記本の最新刊。 『東京人』2025年11月号の日記の愉しみ特集で存在を知ってから、寝る前などに少しずつ読んでいた。 心身の不調を抱えながら、周囲の出来事や自分の心の中をじっと観察して、考えたり行動したり、なにもできない日があったりと、日記が一日ずつ綴られていく。ご自身の心情をかなり率直に書いてくださっている印象があるし、好感の持てる文章。 心の中で彼女にエールを送る。
  • 2025年11月30日
    すべてはノートからはじまる あなたの人生をひらく記録術
    読書が思うように進まない、休日も自分が思う「よい休日」「有意義な休日」を過ごせていない気がする、、と悩み、一日一日なんとなく過ぎてしまうのを防ぐため、自分が何をどうしたいのか整理するため、元々好きだったノートを書くことについて考え直してみよう!と思い立ち、購入。 これはYoutube『TBS CROSS DIG』のPage Turnersで竹下さんが紹介していた本でもあるので、期待している。
  • 2025年11月23日
    文藝 2025年春季号
    特に好きな特集。 『記録するという抵抗 日々を書き留める12冊』 記録としての側面がある日記たち(と私は感じた)の紹介。もともと気になっていたものも初めて知るものもあったけれど、魅力的な紹介文を読むとどれも読みたくなる。しかも大好きな日記ジャンルだし。 『対談 小川洋子×千早茜』 作家が作家にインタビューしているのを読むと、小説に対する理解が深まったり、とっつきにくいと感じた小説への臨み方みたいなものの少し掴めたような気になるので、とてもありがたい。 p.229 「言葉なき存在の周辺を掘って、美しいと感じるもののかけらを拾い集めるうち、思いがけない場所に虹の橋がかかって物語になる」(小川洋子)
  • 2025年11月23日
    女ともだち 1
    女ともだち 1
    Kindleで1巻が驚くほど安くなっていてつい購入。 一条ゆかりさんの漫画は子供時代から思春期にものすごく読んだのだけど、人間ドラマを描くのが本当にお上手ですよね。。今でも忘れられない傑作揃いだけれど、『女ともだち』は特に好きなもののひとつだったな。 今読み返すと、当時の流行りだけど今だったらダメかなという表現も当然あるけれど、芯の部分の魅力は全然色褪せない!絵柄も美しく、目も楽しい。 デジタル絵も良さがあると思うけれど、私はやっぱり手描きの魂のこもり方みたいなのが好きだなぁ。
  • 2025年11月23日
    校正・校閲11の現場 こんなふうに読んでいる
    ひとことで校正・校閲と言っても、中身は本当にさまざま。 そうでなければ難しいお仕事なのだと思うけれど、みなさんプロフェッショナルで素晴らしい。その姿勢を見ているとなんか勇気づけられて元気出る。 使い込まれた辞書やペンなどの道具や現場の写真が色々見られるのも楽しい。
  • 2025年11月14日
    PRESIDENT (プレジデント) 2025年 12/5号
    買っちゃった。 著名人の方々の読書への姿勢とか工夫とかも載っている。 Youtube『TBS CROSS DIG』のPage Turnersでおなじみの竹下さんと三宅さんも登場していて、動画でも紹介していた読書の必需品や読書の仕方も特集されているのが個人的にアツい。
  • 2025年10月26日
    別冊暮しの手帖 あの人の読書案内 (臨時増刊号)
    まだ読んだのは途中までだけれど、ざっと中身を見た感じ、こういう特集の中でも読み応えがある方の気がする。 作家の方々のインタビューに付属して本棚の写真のみならず、どんな本が並べてあるか文字に起こしてあるものもあり、絵本・漫画・海外文学とジャンル別におすすめ本を載せた特集あり(選書している方々もよい)、朝井リョウさんが本屋さんに行く特集があり、本屋さんの選書あり、、、なんか盛りだくさんですごく充実している。 一冊全部本の特集だし。写真も素敵だし。 素晴らしすぎるなあ。 こういう本の特集買いすぎかも、、という方にも、これは一読をおすすめしたいです。
  • 2025年10月16日
    月刊「東京人」 2025年11月号 特集「日記の愉しみ」 [雑誌]
    「東京人」も好きな特集のときに買う雑誌のひとつなのだけど、この雑誌の特集は本当に読み応えがあるなぁと毎回思う。ページ数もたくさん割いてくれているし、今回は日記本体の写真も多くて嬉しい。 それにしても、壇蜜さんという人物は知っていても、人となりは知らなかったので、今回その片鱗が見えて新鮮な驚き。人は本当に様々な屈託を抱えているものなんだな。この雑誌を読まなければ存在も知らなかった、壇蜜さんの日記本に興味が湧く。
  • 2025年10月14日
    そして誰もゆとらなくなった
    あまりに色んなところで面白い面白いと聞くので、つい読んでしまった。しょうもなさや情けなさをここまで面白く書ける筆力と解像度がすてき。
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