
よあけ
@mogumogu
地方でこつこつ臨床に励んでいる医師です。
- 2025年10月7日ヒゲのガハクごはん帖山口晃,梅村由美読みたいまたしてもひばりブックスさんのインスタで発見。 こんなの買うしかなくない? 私の好みに合う本ばっかりポストされてて、本当にひばりブックスさん好き。。行ったことはないのだけど。。
- 2025年10月7日
- 2025年10月4日
- 2025年9月27日猫コンプレックス母コンプレックス春日武彦,末井昭読み終わった本屋さんで末井昭さんの本「自殺会議」に興味を持ったのが始まりだったのだけど、その本から読もうかどうしようか迷いつつ検索して出てきたのがこの本。大好きな春日先生との往復書簡なんて見逃せない! しかしこのお二人、こんなにも心の中を語っていただいていいのだろうか?猫の話と母への感情についてを中心に展開されるのだけど、お二人の人柄もよくわかる。 春日先生がなんとも魅力的なのは存じていたけど、末井さんの、こんなに過酷な運命を経ても柔らかく優しい心持ちはどうだろう。 全体を通して、少し寂しく、悲しく、温かい。なんとなく、子供の頃の雨がしとしと降る日の昼寝のことを思い出しました。
- 2025年9月14日
- 2025年9月14日ヒポクラテス医学論集國方栄二買った古本屋さんで目に留まり、面白そうだし状態もよくていい感じ、こんなの出てたっけ(2022年に出ている)と思いつつ購入。 あとで、本の雑誌の『おすすめ文庫王国2024』で山本貴光さんがお勧めされていて気になっていた本だったことに気づいたときの嬉しみ。
- 2025年9月6日空白を満たしなさい(下)平野啓一郎読み終わったYoutube「出版区」の好きな回を見直す→平野啓一郎先生の回を見て平野熱が高まる→「私とは何か」を読み始めたけど、並行して「空白を〜」も読むという流れ。空白〜を先に読み終えた。 実は平野先生の本てなんとなくの食わず嫌いで読んだことがなかったのだけど、Youtubeでの落ち着いた語り口調や知的な雰囲気にノックアウトされて、俄然興味が湧いたのだった。。 正直なところ、"分人"という考え方をまだ咀嚼できていないし、賛同できるかもわからないのだけど、空白を〜は分人の考えが出てくるとはいえ、それは味付けの一部として留保して内容を楽しめるし、主人公と周囲の人々のやり取り、語り合いがしみじみ良かった。生きることを、肯定できるような。
- 2025年8月24日
- 2025年8月24日
- 2025年8月17日蘆屋家の崩壊 (集英社文庫)津原泰水読み終わった津原泰水は難解なのもあるように思うけど、これは幻想的、民俗学的な風味でありつつとても読みやすいし、短編集だけれど猿渡と伯爵というメイン登場人物を取り巻く連作なのもよい。好み。。。 猿渡も伯爵もとても魅力的で、ある種のバディ的な感じで話が進むのもなんかよい。 どれも素晴らしい出来と感じたけれど、私は特に「ケルベロス」「水牛群」が切なくて、でも温かくて、とても好きでした。 続編もあり、蘆屋家〜を含めて全て新刊本としても買えるようにすべきだと思うのですが!😭
- 2025年7月25日GOAT meets(01)イ・ラン,乗代雄介,小田雅久仁,朝吹真理子,金原ひとみ読み始めた予約していたものが届いた! 金原ひとみさんたちの座談会が一番楽しみだけれど、文芸誌は好きなところを拾い読みする私には珍しく、全部読むぞの意気込み。 GOATは本誌(と言うのかな)もそうだけど、テーマや著者の選定だけでなく、紙の質感・色、文字の色にも工夫があって、私にはその点だけでも全部隅々まで読みたい!と感じさせられる。さらにmeetsにはカラー写真やイラストページなどもあり、飽きさせない。
- 2025年7月17日本の雑誌506号2025年8月号本の雑誌編集部読み始めた本の雑誌は好きな特集のときに読んでいるけど、毎年のベストの号と文庫王国は絶対買っちゃう。 文庫王国は年末に発売なのもうきうき感があっていい。 読者アンケートに登場する一般の人々も、歴戦の読者って感じでいい。
- 2025年7月11日
- 2025年7月5日小暮写眞館(上)宮部みゆき読み終わった読書の進まぬ日々の、リハビリのつもりで読んだ本のひとつのはずだったけど…。 やっぱり、宮部みゆきにはハズレがない。 ミステリとしての面白さはもちろんとして、魅力的な人物造形、人々の人情味のあるつながり、少しだけ混じっている力の抜けたおかしみ、、、 とってもいい感じだ。
- 2025年7月3日本売る日々青山文平読み終わった江戸時代の本屋の話、と聞いて私が連想した内容と少し違った。いい意味で。 どんな職業でも、真剣にやるほどに人と深く関わる場面はあると思うけれど、本屋は扱うのが本だからこそ、関わりが心の深いところで起こるんだと納得する。 本屋の「私」はずっと人の話を聞いている。そして、人の気持ちの動きや距離を常にはかっている。それが主人公に、本に書かれた情報に詳しいだけの人になってしまわない一種の暖かみみたいなのを添えていて、とてもいい。 3話から成っているのだけど、3話目「淇一先生」が一番好きかな。
- 2025年6月29日グッド・シスターサリー・ヘプワース,梅津かおり読み終わったASDの人物が主人公である翻訳ものを最近特に見かけるようになった気がするけれど、なんか好きで見つけると読んでいる。 主人公の苦手なものはそれぞれの作品で(ASDという共通のものをベースにしているから)大まかには似ていても、当然ながらその人物ごとに特徴は少しずつ異なっていて、それでも物語が進んでいくと少しずつ主人公を取り巻く人間関係や環境、そして主人公自身も変化していたりして、心の中で共感したり応援したりしながら読むことが多い。 この『グッド・シスター』は"心理スリラー"と紹介されている通り、主人公が翻弄されるのを見るにつけハラハラしながらページをめくる手が止まらなかった。仕掛けとしてはすごく新鮮という感じではないものの、ASDの特徴と絡めて見せているところが面白い。 これも、読書が進まない日々に優しい本(私的に)。
- 2025年6月26日ロシア文学を学びにアメリカへ?沼野充義読み終わったなかなか読書が進まないときはエッセイか小説がいい私にちょうどいい。(単なるエッセイかと言われると違うと思うけれど。) 軽やかでユーモラスなのに、本質を突く言葉も多く、言語に興味のある人はみんな面白く読めるのではないか。 80年代に書かれた本なのに古くささも全然なし。
- 2025年5月30日文庫 書く、読む、生きる古井由吉買った
- 2025年5月30日火山のふもとで松家仁之買った
- 2025年5月30日
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