
よあけ
@mogumogu
地方でこつこつ臨床に励んでいる医師です。
- 2025年11月23日
文藝 2025年春季号文藝編集部読み終わった特に好きな特集。 『記録するという抵抗 日々を書き留める12冊』 記録としての側面がある日記たち(と私は感じた)の紹介。もともと気になっていたものも初めて知るものもあったけれど、魅力的な紹介文を読むとどれも読みたくなる。しかも大好きな日記ジャンルだし。 『対談 小川洋子×千早茜』 作家が作家にインタビューしているのを読むと、小説に対する理解が深まったり、とっつきにくいと感じた小説への臨み方みたいなものの少し掴めたような気になるので、とてもありがたい。 p.229 「言葉なき存在の周辺を掘って、美しいと感じるもののかけらを拾い集めるうち、思いがけない場所に虹の橋がかかって物語になる」(小川洋子) - 2025年11月23日
女ともだち 1一条ゆかり再読Kindleで1巻が驚くほど安くなっていてつい購入。 一条ゆかりさんの漫画は子供時代から思春期にものすごく読んだのだけど、人間ドラマを描くのが本当にお上手ですよね。。今でも忘れられない傑作揃いだけれど、『女ともだち』は特に好きなもののひとつだったな。 今読み返すと、当時の流行りだけど今だったらダメかなという表現も当然あるけれど、芯の部分の魅力は全然色褪せない!絵柄も美しく、目も楽しい。 デジタル絵も良さがあると思うけれど、私はやっぱり手描きの魂のこもり方みたいなのが好きだなぁ。 - 2025年11月23日
- 2025年11月14日
- 2025年10月26日
別冊暮しの手帖 あの人の読書案内 (臨時増刊号)暮しの手帖編集部読んでるまだ読んだのは途中までだけれど、ざっと中身を見た感じ、こういう特集の中でも読み応えがある方の気がする。 作家の方々のインタビューに付属して本棚の写真のみならず、どんな本が並べてあるか文字に起こしてあるものもあり、絵本・漫画・海外文学とジャンル別におすすめ本を載せた特集あり(選書している方々もよい)、朝井リョウさんが本屋さんに行く特集があり、本屋さんの選書あり、、、なんか盛りだくさんですごく充実している。 一冊全部本の特集だし。写真も素敵だし。 素晴らしすぎるなあ。 こういう本の特集買いすぎかも、、という方にも、これは一読をおすすめしたいです。 - 2025年10月16日
- 2025年10月14日
- 2025年10月7日
ヒゲのガハクごはん帖山口晃,梅村由美読みたいまたしてもひばりブックスさんのインスタで発見。 こんなの買うしかなくない? 私の好みに合う本ばっかりポストされてて、本当にひばりブックスさん好き。。行ったことはないのだけど。。 - 2025年10月7日
- 2025年10月4日
- 2025年9月27日
猫コンプレックス母コンプレックス春日武彦,末井昭読み終わった本屋さんで末井昭さんの本「自殺会議」に興味を持ったのが始まりだったのだけど、その本から読もうかどうしようか迷いつつ検索して出てきたのがこの本。大好きな春日先生との往復書簡なんて見逃せない! しかしこのお二人、こんなにも心の中を語っていただいていいのだろうか?猫の話と母への感情についてを中心に展開されるのだけど、お二人の人柄もよくわかる。 春日先生がなんとも魅力的なのは存じていたけど、末井さんの、こんなに過酷な運命を経ても柔らかく優しい心持ちはどうだろう。 全体を通して、少し寂しく、悲しく、温かい。なんとなく、子供の頃の雨がしとしと降る日の昼寝のことを思い出しました。 - 2025年9月14日
- 2025年9月14日
ヒポクラテス医学論集國方栄二買った古本屋さんで目に留まり、面白そうだし状態もよくていい感じ、こんなの出てたっけ(2022年に出ている)と思いつつ購入。 あとで、本の雑誌の『おすすめ文庫王国2024』で山本貴光さんがお勧めされていて気になっていた本だったことに気づいたときの嬉しみ。 - 2025年9月6日
空白を満たしなさい(下)平野啓一郎読み終わったYoutube「出版区」の好きな回を見直す→平野啓一郎先生の回を見て平野熱が高まる→「私とは何か」を読み始めたけど、並行して「空白を〜」も読むという流れ。空白〜を先に読み終えた。 実は平野先生の本てなんとなくの食わず嫌いで読んだことがなかったのだけど、Youtubeでの落ち着いた語り口調や知的な雰囲気にノックアウトされて、俄然興味が湧いたのだった。。 正直なところ、"分人"という考え方をまだ咀嚼できていないし、賛同できるかもわからないのだけど、空白を〜は分人の考えが出てくるとはいえ、それは味付けの一部として留保して内容を楽しめるし、主人公と周囲の人々のやり取り、語り合いがしみじみ良かった。生きることを、肯定できるような。 - 2025年8月24日
- 2025年8月24日
- 2025年8月17日
蘆屋家の崩壊 (集英社文庫)津原泰水読み終わった津原泰水は難解なのもあるように思うけど、これは幻想的、民俗学的な風味でありつつとても読みやすいし、短編集だけれど猿渡と伯爵というメイン登場人物を取り巻く連作なのもよい。好み。。。 猿渡も伯爵もとても魅力的で、ある種のバディ的な感じで話が進むのもなんかよい。 どれも素晴らしい出来と感じたけれど、私は特に「ケルベロス」「水牛群」が切なくて、でも温かくて、とても好きでした。 続編もあり、蘆屋家〜を含めて全て新刊本としても買えるようにすべきだと思うのですが!😭 - 2025年7月25日
GOAT meets(01)イ・ラン,乗代雄介,小田雅久仁,朝吹真理子,金原ひとみ読み始めた予約していたものが届いた! 金原ひとみさんたちの座談会が一番楽しみだけれど、文芸誌は好きなところを拾い読みする私には珍しく、全部読むぞの意気込み。 GOATは本誌(と言うのかな)もそうだけど、テーマや著者の選定だけでなく、紙の質感・色、文字の色にも工夫があって、私にはその点だけでも全部隅々まで読みたい!と感じさせられる。さらにmeetsにはカラー写真やイラストページなどもあり、飽きさせない。 - 2025年7月17日
本の雑誌506号2025年8月号本の雑誌編集部読み始めた本の雑誌は好きな特集のときに読んでいるけど、毎年のベストの号と文庫王国は絶対買っちゃう。 文庫王国は年末に発売なのもうきうき感があっていい。 読者アンケートに登場する一般の人々も、歴戦の読者って感じでいい。 - 2025年7月11日
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