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よあけ
よあけ
@mogumogu
地方でこつこつ臨床に励んでいる医師です。
  • 2025年8月24日
    なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない
    東畑先生の著作をきちんと読んだのは「野の医者は笑う」が初めてだったのだけど、なんだか突き抜けてて普通のテンションじゃない感じで、あれはあれで面白くて好きだった。 今回はカウンセリングというのはどんなものなのか、事例付きで一般に向けてわかりやすく書いてある。本当にカウンセリングを利用しなくとも、心の健康のために取り入れやすい箴言が散りばめられている感じ。 9月に新作「カウンセリングとは何か」が控えていて、力作だそうなので楽しみ。
  • 2025年8月24日
    糖尿病の哲学: 弱さを生きる人のための〈心身の薬〉
    糖尿病の治療を始めて、さまざまな体調不良やアトピーなどの症状にも直面し、たびたび襲う抑うつになんとか対処していかによりよく生きていくか、日々思索をめぐらし実践を重ねた日々の記録。 心身の調子を崩したことがある人には、著者のこの切実さがよく伝わると思う。 毎日が苦しくて、さまざまなジャンルの本を読んでなんとかヒントを得ようとする気持ちはよくわかるし、またそういうときは感じ取るものも多いものだと思う。著者の琴線に触れた本なども引用したりしてくれていて、それも参考になる。
  • 2025年8月17日
    蘆屋家の崩壊 (集英社文庫)
    津原泰水は難解なのもあるように思うけど、これは幻想的、民俗学的な風味でありつつとても読みやすいし、短編集だけれど猿渡と伯爵というメイン登場人物を取り巻く連作なのもよい。好み。。。 猿渡も伯爵もとても魅力的で、ある種のバディ的な感じで話が進むのもなんかよい。 どれも素晴らしい出来と感じたけれど、私は特に「ケルベロス」「水牛群」が切なくて、でも温かくて、とても好きでした。 続編もあり、蘆屋家〜を含めて全て新刊本としても買えるようにすべきだと思うのですが!😭
  • 2025年7月25日
    GOAT meets(01)
    GOAT meets(01)
    予約していたものが届いた! 金原ひとみさんたちの座談会が一番楽しみだけれど、文芸誌は好きなところを拾い読みする私には珍しく、全部読むぞの意気込み。 GOATは本誌(と言うのかな)もそうだけど、テーマや著者の選定だけでなく、紙の質感・色、文字の色にも工夫があって、私にはその点だけでも全部隅々まで読みたい!と感じさせられる。さらにmeetsにはカラー写真やイラストページなどもあり、飽きさせない。
  • 2025年7月17日
    本の雑誌506号2025年8月号
    本の雑誌は好きな特集のときに読んでいるけど、毎年のベストの号と文庫王国は絶対買っちゃう。 文庫王国は年末に発売なのもうきうき感があっていい。 読者アンケートに登場する一般の人々も、歴戦の読者って感じでいい。
  • 2025年7月11日
    プルーストを読む生活
    ついに増刷出た、、!買った!! 嬉しい〜😭たっぷり分厚めなので今読んでる本と並行してちょっとずつ読もう。
  • 2025年7月5日
    小暮写眞館(上)
    読書の進まぬ日々の、リハビリのつもりで読んだ本のひとつのはずだったけど…。 やっぱり、宮部みゆきにはハズレがない。 ミステリとしての面白さはもちろんとして、魅力的な人物造形、人々の人情味のあるつながり、少しだけ混じっている力の抜けたおかしみ、、、 とってもいい感じだ。
  • 2025年7月3日
    本売る日々
    本売る日々
    江戸時代の本屋の話、と聞いて私が連想した内容と少し違った。いい意味で。 どんな職業でも、真剣にやるほどに人と深く関わる場面はあると思うけれど、本屋は扱うのが本だからこそ、関わりが心の深いところで起こるんだと納得する。 本屋の「私」はずっと人の話を聞いている。そして、人の気持ちの動きや距離を常にはかっている。それが主人公に、本に書かれた情報に詳しいだけの人になってしまわない一種の暖かみみたいなのを添えていて、とてもいい。 3話から成っているのだけど、3話目「淇一先生」が一番好きかな。
  • 2025年6月29日
    グッド・シスター
    グッド・シスター
    ASDの人物が主人公である翻訳ものを最近特に見かけるようになった気がするけれど、なんか好きで見つけると読んでいる。 主人公の苦手なものはそれぞれの作品で(ASDという共通のものをベースにしているから)大まかには似ていても、当然ながらその人物ごとに特徴は少しずつ異なっていて、それでも物語が進んでいくと少しずつ主人公を取り巻く人間関係や環境、そして主人公自身も変化していたりして、心の中で共感したり応援したりしながら読むことが多い。 この『グッド・シスター』は"心理スリラー"と紹介されている通り、主人公が翻弄されるのを見るにつけハラハラしながらページをめくる手が止まらなかった。仕掛けとしてはすごく新鮮という感じではないものの、ASDの特徴と絡めて見せているところが面白い。 これも、読書が進まない日々に優しい本(私的に)。
  • 2025年6月26日
    ロシア文学を学びにアメリカへ?
    なかなか読書が進まないときはエッセイか小説がいい私にちょうどいい。(単なるエッセイかと言われると違うと思うけれど。) 軽やかでユーモラスなのに、本質を突く言葉も多く、言語に興味のある人はみんな面白く読めるのではないか。 80年代に書かれた本なのに古くささも全然なし。
  • 2025年5月30日
  • 2025年5月30日
    火山のふもとで
  • 2025年5月30日
    勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版
    最近仕事のことで悩んでいて、読書が進まないのが悲しくて何冊か新しく買って来た。 まだ大丈夫って感じたくて。
  • 2025年5月25日
    シネパトグラフィー 映画の精神分析
    シネパトグラフィー 映画の精神分析
  • 2025年5月13日
  • 2025年5月13日
    哲学者カフカ入門講義
  • 2025年5月10日
    血統書
    血統書
    またしてもひばりブックスさんのインスタを見て。
  • 2025年5月5日
    感応グラン=ギニョル
    残酷で、耽美な物語。登場人物はそれぞれ傷を抱えているが、可哀想な私であることを拒絶し、私らしく生きようとする。そんな印象のお話たち。 SFらしい特殊な(そして美しく耽美な)設定がなされているのだけれど、最初は全容がわからず、読み進めるうちに少しずつ事情が理解できていくのも面白い。しかも、全容がわからないことでの読みにくさも全くない。 空木春宵先生の単著はまだこれと『感傷ファンタスマゴリィ』だけのようだが、久々に著作を追いかけたい先生かもしれない、、!
  • 2025年5月2日
    骨が折れた日々 どくだみちゃんとふしばな11
    仕事で作家としての根幹が揺らぐような出来事に遭遇する著者、という紹介文に惹かれて。
  • 2025年4月24日
    翻訳する私
    翻訳する私
    静岡市にあるひばりブックスさんのインスタで発見して、表紙の、作家の印象的な目と目が合い、迷うことなく購入。作家のこれまでの人生、考えていること・感じていることを記したものはすべからく興味がある。 それにしても、ひばりブックスさんがインスタにあげてくださるものって、私の趣味に合うものが結構多い。。一度店舗にお邪魔してみたいなあ。
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