LGBTヒストリーブック 絶対に諦めなかった人々の100年の闘い
LGBTヒストリーブック 絶対に諦めなかった人々の100年の闘い
ジェローム・ポーレン
北丸雄二
サウザンブックス社
2019年12月21日
6件の記録
いちのべ@ichinobe32026年6月15日読み終わった読了。終章の冒頭に掲げられたこの言葉に、いま触れることができて嬉しい。 > 「決して疑ってはいけない、思いやりにあふれた小さな市民の集団が、世界を変えることができるのだということを。実際、唯一それでしか世界は変わってこなかった」 > ——マーガレット・ミード 400人近い個人史やエピソードがおさめられたこの本を読んで、上記の言葉を深く実感できた。 アメリカのエピソードが中心なので、新たに発売された日本編も読みたい。
いちのべ@ichinobe32026年6月14日読んでる「第3章 暗闇の中で」まで読む。 1897年にドイツのマグヌス・ヒルシュフェルト博士が「科学的人道主義委員会」というヨーロッパにおける最初の(そして世界初の)ゲイ人権運動組織を設立していたの知らなかった。 また、ナチスが強制収容所に収監したゲイの「ピンク・トライアングル」は知っていたが、レズビアンの扱いは知らなかったし、本当に胸糞が悪い。 > レズビアンたちも、ゲイほど多くはなかったとされますが収監されました。彼女たちの印は黒い逆三角形、ブラック・トライアングル。これは「反社会的」のレッテルでした。彼女たちの主たる「犯罪」は、第三帝国のための子どもを産むことを拒んでいる、というものだったのです。女性に期待されるものとしてのナチのスローガン「子どもKinder、台所Küche、教会Kirche」に公然と刃向かっているというわけです。(p39)
もくせいそう@mokuseisou_972026年6月10日読み終わったかつて読んだ思うところあって再読。アメリカを主とした、たくさんの人々の勇気ある行動、それによる社会の変化が胸を打つ。その裏には差別や悲劇的な事件(バックラッシュを含め)があったことも忘れてはならない。
いちのべ@ichinobe32026年6月4日読み始めた「第一章 1900年まで 歴史をざっとおさらい」まで読む。 LGBTQの概念がなかった時代にも、同性愛者やトランスジェンダーと思われる人々が生きていたことを、本当に「ざっとおさらい」する感じの章。 1968年、ゲイ解放運動の"祖父"、カール・ハインリッヒ・ウルリクスが同性愛についての論考を記したパンフレットが、ハンガリーのジャーナリスト、カロリー・マリア・ケルトベニの元へ届き、彼がウルリクスに宛てた手紙に初めて「ホモセクシュアル」という言葉が使われている……というエピソードは知らなかった。 また、オスカー・ワイルドが裁判で放った言葉が流石先見の明だな……と印象深い。 > 3回目の裁判が行われたとき、ワイルドは「世界はより寛容になっていく。いつの日か、あなたたちは、私へのこの自分たちの仕打ちを恥じ入るようになるだろう」と予言しています。(p25)


