
もくせいそう
@mokuseisou_97
毎日何かしら1ページでも読むようにしています。
- 2026年10月2日
紙の上で考えることの歴史ローランド・アレン,小林玲子読み終わった人々が手帳などに何を書きつけてきたのかの話がたくさん載っている。有名な人物から無名の庶民まで簿記だったりスケッチだったり日記だったり、使い方は多種多彩。アガサ・クリスティほどの人が意外なものにメモしていたり、ジャーナリングがどう生まれたかなど、興味深い話ばかり。こまめにメモしない私でも、これから書く機会を増やそうという気になった(どんなものに書くか選ぶのも楽しい)。 - 2026年9月26日
「頭がいい」とは何か勅使川原真衣読み終わった「頭がいい」という言葉に疑問を持ち、そこから能力主義を問い直していく、大変読みやすい本。この本でも取り上げられているが「頭がいい」「賢い」のついた本の多いこと。みんな勝者になりたいが、ごく一部しかなれないし、残りは敗者である。そんな価値基準しかないより、多様な価値基準を持つ方が豊かな気がする。 - 2026年9月25日
The 1990sヘンリー・キャロル,行武温読み終わった80年代に続いて、欧米、主にイギリスを中心に、90年代を写真で振り返る。私もティーンの時期で、ほとんど知っているし、大変懐かしい。それにしても、80年代は強欲になっていく様が酷いなーと思ったが、90年代はそこに露悪が加わったかのような酷さに思う。それでもなお、インターネットの登場、音楽やファッション、第三次フェミニズムを含めた社会の変化は眺めていて楽しい。 - 2026年9月24日
The 1980sヘンリー・キャロル,行武温読み終わった80年代のほとんどは子供だったので、断片的にしか覚えていない。主に欧米、特にイギリスを中心に、社会や政治、音楽やアートなどの写真が中心で、文章は少なめ。写真の並べ方はキュレーションの妙である。社会運動、女性の社会進出が興味深い。 - 2026年9月21日
世界のヌードル図鑑佐藤政人読み終わったこの著者の本は文章も面白く、出来上がり写真も楽しいので、全部読んでいる(レシピは試したことはないが)。今回のテーマは麺。普段そんなに麺を食べないけれど、おいしそうな写真を眺めていると、結構麺好きかもしれないことに気づいた。甘いスイーツ系の麺はどうかな?と思っちゃったけれど。 - 2026年9月19日
- 2026年9月16日
沖縄を語りつぐ ある家族の歴史ジョン・カビラ,川平朝清読み終わったいつの何の番組だったか、川平兄弟の父にあたる朝清さんのお話を聴いた。魅力的な語り口と、かくしゃくとしたお声で素敵な方だなぁと感じていた。その方のお話を息子のジョンさんによるインタビューで、また父と息子それぞれの半生を和やかな雰囲気で読むことができる。沖縄、台湾、アメリカ、日本での暮らしの話に、戦争やアメリカによる統治など時代背景も絡んでいて、学びになるところもある。あとがきはお孫さんが書かれているので、三代にわたるファミリーヒストリーだなぁ。 - 2026年9月16日
- 2026年9月14日
歴史修正ミュージアム小森真樹読み終わった歴史修正といっても、より良く新しい認識に変えていこうという欧米の博物館や美術館の様々な取り組みを紹介。過去の人種主義や植民地主義は見たくないかもしれないが、それもまたアートの一面であり消せない歴史だと思う。またアートから何かと距離のある人たちへの取り組みとしての移動美術車?は楽しそう。テーマからすると硬くなりそうなのに、文章が読みやすくて意外と楽しく読める本。 - 2026年9月5日
もう怖いのは締め切りだけ村井理子読み終わった2025年の日記。シリーズ3作目だが、単体で読んでも大丈夫(私も連載を時々読む程度で、本としては初めて)。疾走感ある面白おかしい毎日に、胸がぎゅっと痛くなるようなエピソードも。一気にあっという間に読んだ。 - 2026年9月4日
デジタル社会の歩き方竹田ダニエル読み終わったテンポよい文章で、あっという間に読んだ。ここ数年間の、主にアメリカでのネット上の出来事を一気に振り返ることができる。SNSからAIと、どんどん生活や思考と密接になってくるテクノロジーと、どう付き合うか考えずにはいられない。私個人としては知れば知るほど、もうしんどいなー距離を置きたいなーだけど、付き合っていくしかないのかな?(をSNSで書く矛盾…) - 2026年9月2日
- 2026年8月31日
階級と「私たち」のゆくえ河野真太郎読み終わった紹介されている映画や本の半分ぐらいしか見てないので分かるような分からないような感覚ではある。互いに共通性を見いだして連帯する方向に進むのは良い一歩だと思うけれど、階級の違う人と出会う機会が減り、差異を際立たせる社会のほうが先に進んでいる気がしないでもない。とりあえず「あいつら」という型を提示されても乗らないところからかな。 - 2026年8月29日
さまようクマ、変わる森 正しく怖がるための新しい教科書小池伸介,昭文社出版編集部読み終わった私自身はクマのいる地域に住んではいないが、専門家から正しく情報を得たくて。写真やイラストで分かりやすく、たくさんの事例と国内外の取り組みなど幅広い知見を読みやすく掲載。巻末の「自分でできるクマ対策NOTE」は野山に入る人には有難い情報。クマだけじゃなく、シカにイノシシ、アライグマにハクビシンなど野生動物が増えている状況は人間が作り出したもの。またそれに対処するのも人間の責任なんだろうと思う。 - 2026年8月28日
とにかく、デモ!チョン・ボラ,吉良佳奈江読み終わった毎日お忙しそうなのに、自分の意思を表明するためにも、いろんな団体に連帯したりしてデモを参加する日々を優しいまなざしで綴られたエッセイ。次々と登場してくる人たちが興味深くユーモラス。(日本も関係する)韓国の歴史やデモの様子も文章にすんなりと溶け込んでいて、傍注の助けもあって、詳しくなくても違和感なく読めると思う。 - 2026年8月26日
メガホンとペンライトキム・キョンファ読み終わった前半は韓国のデモや社会運動の歴史とその変容についてで、堅苦しい雰囲気から、主に若い女性たちが工夫や表現力で明るく楽しめる活動に変えていく様子がよく分かる。第6章は日本におけるデモの状況で、マスメディアの取り上げ方と相互扶助への指摘は大変的確だと感じた。著者も書いているけれど、どちらが優れているではなく、比較することで民主主義をどう作っていくのかを考えていけたらいいなと思う。 - 2026年8月22日
曖昧な弱者の時代伊藤昌亮読み終わった雑誌に掲載された文章を集められていて、気になる章だけ読むこともできる。従来のリベラルや左派はある種のネオリベラリズム、ポピュリストに負けているように見える。社会を立て直し、弱者の再定義、新たな福祉や再配分を行うためにも「曖昧な弱者」について知っておく必要があると思う。冷笑やフェイク情報、反知性主義を超えて、分断しないで向かい合うためにも。 - 2026年8月22日
- 2026年8月22日
- 2026年8月20日
国家が戦争に向かうとき片山杜秀,田中駿介読み終わった1963年生まれと1997年生まれの対談(とはいえ世代差は感じなかったけれど?)。戦前の昭和を中心に歴史を振り返りつつ、今そして将来の日本を見据えて語っている。保守や右派の歩み、左派リベラル批判をも含めて、手堅く真面目な話が続くけれど、自分にはなかった視点を得られて良かったと思う。
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