銀の匙
10件の記録
- コー@koobs-books2026年3月20日読み終わった今まで名前すら知らなかったけど、すごく綺麗な文章だった。 純文学と言われている、文章の芸術性とは何かがわかった気がする。 描写がとても美しい。くどくなく、作者の主観や心情を反映した描写ではなく、客観的に描いているように感じるのに、主人公の繊細な視点から見ている気になる。今までにない感覚。 筋は特になく幼少期からの出来事を描いているだけなのに、描写や地の文の美しさに、1章ごとに引き込まれる。 各章の最後の1文が良すぎて、ショートショート?(というより詩に近いのか、解説に散文より詩を読んでたってコメントあったし)としても素晴らしい。もちろん主人公の苦悩や葛藤、嫉妬は感じるが、あくまでも日常を切り取っただけなのに、1シーンごとになんとも言えない感傷に浸れる。 この作者短編も上手いのでは?と思った。 また読み返したい。 個人的には谷崎よりも馴染む。スッと入ってくる。それゆえに、引っ掛かりがないとも言えるのかもしれないが。これは比類なき美しさだと思う。



うっちー@orange_u2025年10月27日読み終わった文が美しいと言われているだけあって美しかった。でも子供時代を美化しているわけではなく、正直に描かれていると思った。 語りが客観的だからか読んでいて少し退屈に思う時もあったが、ひとつひとつの話が記憶に残る感じがした。


hrh@Hn-Fky_89162025年4月12日かつて読んだReads に出会ってから,「かつて読んだ」タグを付けて投稿してきました.一昨日は古本,昨日は著者からの贈呈本 (厳密に言うと監修者から),それでは,今日は「青空文庫」 (著作権が消滅した作品を電子書籍で無料公開している; https://www.aozora.gr.jp) で読んだ本で投稿します.もし買ったとしたら選んだであろう新潮文庫の項に書き込みます.中高一貫校の国語の先生が,中学3年間,この本だけをテキストに授業をしたという話 (https://chikara.hateblo.jp/entry/2019/03/05/092726) を知って,読んでみたいと思いました.この先生のような丁寧な読み方はとてもできないけれど,実に懐かしい気持ちになる読書(無料デジタルでも「読書」と称していいでしょうか?) 体験でした.






