この国の同調圧力

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片刃@kataha4622026年10月1日買った読み終わった『アイヒマンと日本人』が面白かったのでこちらも読んでみたが、思った以上にさくさく読み進められる文体だった。 というか、この本においては同調圧力に迎合し続けた果てが第二次大戦中の非国民呼ばわりや特攻や集団自決といったグロテスクさだったが、もうひとつの果てがアイヒマンでは。 そしてこういう戦争や大政翼賛会や迫害へと流れていく時代が書かれているものを読むたびに、「現在では?」と思う危機感。
ハム@unia2025年10月27日読み終わったなぜ日本人が同調圧力に弱いのかという問いはかなり気になったのだけど、その起源を辿る本ではなかった。 戦時中のエピソードが多く、同調圧力による負の側面を押し出しているけどそれは現在から考えるからそう言えるだけなのでは?とも少し思ってしまう。 当時は人道的、人権といった概念も今とは比較にならないものだし、特攻や集団自決が同調圧力ってそうなんだけど他の選択肢が考えられないからなぁ。 もちろん著者の意図が戦争の判断の断罪とかじゃなくて同調圧力という思想のインフラが及ぼす影響への警鐘だからこそインパクトのあるエピソードを出しているのだろうけど。 同調圧力に弱い起源については、日本語の文脈依存の性質、主語を特定させない語り、曖昧な表現の多用みたいな言語的なところに根ざしているんじゃないかと仮説をたててみた。 宗教観、自然観とかもありそうだけど、このあたりは日本語との兼ね合いで双方に影響を与えていそうな気がする。




