サド侯爵夫人・わが友ヒットラー
11件の記録
咲@mare_fecunditatis2026年1月18日読み終わった@ 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA去る1月14日、三島由紀夫101歳の生誕祭のため、日帰りで東京に行ってきた。 歌舞伎町の24時間営業の居酒屋で朝酒を飲み、紀伊國屋サザンシアターで「サド侯爵夫人」を観劇し、事前に依頼したフルオーダーの生誕祝いケーキを原宿に取りに行き、盛大にお祝いした。 ドナチアン・アルフォンス・フランソワ・ド・サド侯爵の悪徳。その妻であるルネの貞淑。 「私は、良人が悪徳の怪物だったら、こちらも貞淑の怪物にならなければ、と思いますの」 「アルフォンスはね、たった一つしか主題を持たない音楽なんです。私はその音楽に貞節を誓ったのです」 「お姉様は何でもそんな風に、理解と詩でアルフォンスを飾っておしまいになる。詩で理解する。あんまり神聖なものや、あんまり汚らしいものを理解するただ一つのやり方」 「だってアルフォンスは譬えでしか語れない人ですもの」 「あの人は朽ちない悪徳の大伽藍を、築き上げようといたしました。点々とした悪業よりも悪の掟を、行いよりも法則を、快楽の一夜よりも未来永劫に続く長い夜を、鞭の奴隷よりも鞭の王国を、この世に打ち建てようといたしました」 「この世でもっとも自由なあの人。時の果て、国々の果てにまで手をのばし、あらゆる悪をかき集めてその上によじのぼり、もう少しで永遠に指を届かせようとしているあの人」 「あの人の欲望は冒瀆によって燃え上る。あの人のおかげで娼婦も乞食も、一度は聖女にされたのでした、そのあとで鞭打たれるために」 「ルネ!打ちますよ!」 「さあ、どうぞ。もしお打ちになって、私が身をくねらして喜びでもしたらどうなさる?」 「ああ、そう言うお前の顔が…」 「何だと仰言るの」 「アルフォンスに似てしまった、怖ろしいほど」 「さっきサン・フォンの奥様がいいことを仰言いました。アルフォンスは、私だったのです」


エヌゼット@reads_nzm2026年1月10日読み終わった舞台の広告を見かけて、出演全員男性(登場人物は全員女性ということは知ってた)とはどういうこと?!?!?!と思って、舞台のチケットを取って、予習のために本も購入。 極度に純化された愛の理想にも、貞淑さにも、現実の肉体はその場に必要ないのかもしれない。

singer@reads_singer2026年1月5日借りてきた演劇のPRで見て気になって読んでみた サド侯爵夫人 https://share.google/nGa7ID4IfrqueflUv 読めてしまったけど、 案の定 「なんで!」 っていうラストだった。。。 (解説欲しい🤣)
編集Lily@edition_lily2025年10月26日読み終わった年明けに宮本亞門の『サド公爵夫人』を観にいくので、読み直した。三島の戯曲は圧倒的。 二幕でルネが母親に敵対心を剥き出しにする場面はその言葉遣いの転換に震えるのは言わずもがな、改めて読むと三幕が素晴らしいと感じた。サド公爵がいよいよ屋敷に着く直前の台詞の荘厳さ。それだけに醜く成り果てたサド公爵という現実とのギャップがむごくていい。 あと、悪徳の象徴みたいなサン・フォン伯爵夫人の死の描写の絵画的なイメージもちょっと出来すぎていて笑ってしまうんだけど好き。 〈朝の光りの中で、サン・フォン伯爵夫人の亡骸は、殺された鶏のように、血と白い肉と青い打身の、三色旗の色になりました〉




