青ノ果テ―花巻農芸高校地学部の夏―(新潮文庫nex)

3件の記録
- しおこんぶ@kon14g2025年3月19日読み終わった@ カフェ青春ミステリー、かつ、宮沢賢治のイーハトーヴを追いかけるロードノベル。 宮沢賢治好きなので、「銀河鉄道の夜」の地名やイギリス海岸が登場するだけでテンションが上がる。
- しおこんぶ@kon14g2025年3月18日買った読み始めた御書印@ 黒滝書店御書印もらってきました。 小さな地元の本屋さんって感じのお店。 店員さんがとっても優しい人で、ねぶたの紙で作った栞もくれました。 このお店がずっと続きますように…! 伊予原新さんは初めて読む作家さんなので楽しみ。 花巻行きたいなー。
- ユメ@yumeticmode2025年1月19日読み終わった感想@ 自宅宮沢賢治が教鞭をとった花巻農学校を前身とする「花巻農芸高校」を舞台に、高校生たちの青春を描いた物語。地学部に所属する部員たちが「イーハトーブとは、どこか?——宮沢賢治の地学的世界をめぐる」というテーマで、夏休みに賢治ゆかりの地を回る巡検に出る。地学、天文学、文学、様々な観点から賢治の物語が紐解かれてゆくのに、知的好奇心を刺激された。終盤、主人公たちの人間関係が『銀河鉄道の夜』の登場人物たちに重なってゆく展開に息を呑む。賢治が綴った儚い青「薤露青」の描写も印象的だった。