マンガはうたう
8件の記録
阿部義彦@xtc1961ymo2025年11月1日読み終わった青土社10月30日第1刷でまだ仮書影。同じ青土社から過去に『フキダシ論』という評論も出していてそちらも読みたくなった。今回も漫画論ですが目を付けたのは漫画から溢れる音、オノマトペ、音楽、替え歌のリズム等など平面から聴こえる音についてです。表紙は高野文子さんの漫画です、写真でご覧下さい。ちいかわや市川春子、大川ぶくぶは初めて知りました。ちいかわには自分は全然乗れませんでした。なんで人気あるのか正直分からない。他は赤塚不二夫、松本大洋は私も好きです。何より高野文子の問題作『奥村さんのお茄子』論が実に刺激的、絵描き歌(棒がいっぽん)との融合の妙を実に細かく分析してる。初出雑誌版と大幅に書き直した単行本版とを比較しての実に刺激的な論理展開には脱帽です。私の大好きな橋本治の論までしっかり触れられてました。その他panpanya、魔夜峰央、江口寿史、大島弓子。これらの名前に引っかかった方は是非読んでください。


阿部義彦@xtc1961ymo2025年10月30日買った読むのが楽しみ10月30日第一刷出たばかりで仮書影です。私の好きな『ユリイカ』を出している青土社の人文書。これ実際の表紙には高野文子さんの漫画をそのまま引用してます。高野文子ファンは是非是非。内容は主に漫画の音の表現に関する評論の様です。『はだしのゲン』から『ちいかわ』まで。今は積読ですが連休中には読めそうです。著者は初めて目にしましたが、表紙に一目惚れ。面白そうな予感しかない。


