共感の論理: 日本から始まる教育革命 (岩波新書)

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- 好石@kouseki2026年4月3日読み終わった前著の『「論理的思考」の文化的基盤』が好きだったので 前回はアメリカ・フランス・日本・イランに代表される4つの論理的思考の型を紹介し比較するものだったが今回はそこから一歩踏み込んだ主張 経済原理による近代思想を再評価し次のパラダイムシフトに備えようというわけでその主張自体は興味深かったが、過言と感じるポイントも所々ある 日本の共感力を育てる感想文によって培われる社会原理は利他のための利他だから“本物の利他”で、他の経済原理や政治原理による効率や利益を考えた利他は利己のための利他だから“偽物の利他”というのはさすがに無理がある “自然の一部としての人間”を選択すれば善意に基いた社会が構築されるというのも基準がよくわからない 企業活動による自然への影響のスケールに個人レベルの自然愛好がどの程度の意味を持つのか 単にハイキングして「私は今自然の一部になっているぜ」と思うことは共生とかではないと思うし


ゆけまる@yukemar_142025年12月13日読み終わった前著に引き続き面白かった。近代から現代に至るまでのパラダイムシフトの説明の構成がよくて説得力があった。経済合理性、個人主義、1つの見方から社会合理性、多元的な見方への推移を一見リモートに見える現象学や量子論まで踏まえて論じていたのが説得力◎




