

ゆけまる
@yukemar_14
あまり長くない読書歴¦怖いの以外色々読みます¦スピノザ哲学¦ファンタジー¦脳科学¦進化生物学¦古典にも手を出したい¦楽しいだけの読書にしたい¦なぜ子育てをしていると本が読めなくなるのか¦18 Aug 2025~
- 2025年11月20日
たのしい保育園滝口悠生読み終わった実体験??って思うくらい、「わかる!」「あるある!」ってなる小説だった。タイトルの通り、保育園周りの解像度がとても高い。送りの大変さとか、連絡帳のこととか、周りのお友達、その子たちのパパママとの関係性とか。それに、自分の子を大切に思う余り、子どもが傷つけられたりはたまた失うことになってしまうことを想像してしまうっていうのもすごくわかると思った。 慣れない文体で最初は戸惑ったけど、視点がポンポン変わっていくのは、なんだか実際の人間の思考の流れを追っているかのようで現実味があった。 ちょうど、ももちゃんと自分の子どもが同い年くらいのタイミングで読めたからすごく親近感、リアリティがあってよかった。これ後から読み返したら泣いちゃう気がする笑 - 2025年11月15日
- 2025年11月10日
『百年の孤独』を代わりに読む友田とん読み終わった『百年の孤独』を読んだばかりで、これを読んだ人は何を思うのだろうかっていうのが気になって読んでみた。評論ではなかった。各章ごとの流れを引用で追いつつ、「脱線」と称して著者の経験やこれまで触れてきたドラマやコント等を含む作品も並べていく構成。それら作品は少し年代が上に感じられて必ずしもわかるわかる!って思うものばかりではなかった。でも、一つの小説を通して、その人がこれまでくぐり抜けてきた経験を呼び起こして再構成していくっていう読み方はとても贅沢で、素敵な読書体験だなと思う。 極めつけに最後のあとがきがすっごく良かった。やっぱり本は自分で読まないと。古典って言われるような読み古された本も、自分で体験してみないと、って改めて思う。 「小説を代わりに読むことができないというのは希望である」 - 2025年11月7日
百年の孤独ガブリエル・ガルシア=マルケス,鼓直読み終わった途中1年くらい中断してた時期あったけど、再開後はするする読めてしまった!毎日楽しかったなぁ。余韻がすごいし、読み終わってしまって寂しい。 評論的なところはわからなかったし、わかろうと思いながら読んでたときは楽しくなかったから、考えるのをやめてただ物語の流れに身を任せたんだけど、それがかえってよかったと思う。こういう、私にとっては前向きな割り切り方をできたのは『やし酒のみ』と、その読み方を教えてくれた『本なら売るほど』のお陰のような気がする。なんだか1UPした気分。 とにかく濃密だった。この濃密さ、なかなか出せないと思う。名作とされる所以が少しわかったような気がする。 - 2025年10月28日
烏に単は似合わない阿部智里読み終わった『皇后の碧』から 何書いてもネタバレになってしまいそうだから、アホみたいな感想しか書けないけど、やっばいこの本 そうくるかぁ…!って思わず唸るというかもはやニヤニヤしてしまう おもしろかったーほんとに - 2025年10月26日
- 2025年10月23日
- 2025年10月17日
- 2025年10月12日
虎のたましい人魚の涙くどうれいん読み終わった『うたうおばけ』とはまたひと味違う感じ。少しビターというか。 何を今更って感じだけど、ご飯の書き方がすごくうまい。特別な書き方をしてる感じはしないんだけど、心底いいなぁと思わせる書き方をするのよなぁ。懐石たべたい - 2025年10月3日
スピノザ國分功一郎読み終わった安心と信頼の國分先生。 同じ『エチカ』の解説でこうもわかりやすさが違うかと。「観念」とか「意識」とかキーワードをスピノザ哲学の枠組みの中で説明してくれるのがほんとにありがたかった。 - 2025年9月29日
- 2025年9月28日
読み終わった読んでよかった。これぞちくまプリマー!って本。中高生が読むにもいいし、でも、特に後半は大人こそ読まないとって思う。 諸外国との比較において「日本の若者の自己肯定感が低い!由々しい!」ということの安易さ、的外れさをズバズバ切ってくれる。爽快ですらある。 その上で褒めることや個々の出来事で一時的に変動する自尊感情を「自尊感情」とみなすのはおかしいんじゃないか、自己肯定感って褒めたり安易な成功体験で簡単に上昇するものではないし、逆に嫌なことがあっても簡単に低下するものでもないんじゃないかって話が一番気に入った。自己肯定感は時に自己嫌悪したり叱られたりしながらもがいて生きる中で自然と高まっていくもの、っていうのはわかる気がする。小手先の話ではなくて、本筋を見極めないとっていうことなんだろうなって。全体を通して「安易さ」との戦いっていう側面を感じて、何だか今の自分に響いた。 子供が挫折する経験、傷つく経験を奪ってはいけないっていうのは、頭ではとてもよくわかる気がするんだけど、なかなか実際のところは難しいなぁって悩んでしまう。一方で、ありがちな「〇〇人の子育て法」みたいな話は背景としてる文化的スタイルに差異がある以上、話半分でもいいんだな、とか子育て目線で色々考えるきっかけになった。 - 2025年9月25日
スピノザジル・ドゥルーズ,鈴木雅大じゅうぶん読んだ難しかったーほんとに。第4章の「エチカ主要概念集」はほとんど歯が立たなかった。もっと色んな本読んでリベンジしたい。読めるようになりたい。 もちろんわかった気になれたポイントはあって、善と悪は組み合わせだっていう話の少し深い話とか、理性とはっていう話はなるほどーって思えた。 〈理性〉とは、(1)いい出会いを、いいかえればこの私たちとひとつに組み合わさり、私たちに喜びの受動的情動(理性と適合する感情)を起こさせるような諸様態との出会いを、選択し秩序立てようとする努力であり… - 2025年9月25日
たのしい保育園滝口悠生気になる - 2025年9月24日
スピノザと動物たちアリア・ダヴァル,アリエル・シュアミ,大津真作読み始めためっちゃいい箸休め 翻訳本独特の雰囲気はあるけど(ギリシャ神話の神々めちゃ出てくるけど知らんし的な)、でも気負わず楽しんで読める感じ - 2025年9月24日
- 2025年9月23日
バッドフレンド・ライク・ミー井上先斗借りてきた読み終わった - 2025年9月22日
発達障害当事者研究熊谷晋一郎,綾屋紗月気になる - 2025年9月22日
責任の生成國分功一郎,熊谷晋一郎借りてきた読み終わった一気に読んでしまった。 自分がこれまでに読んできた複数の分野の本の内容と不意に繋がってびっくりした。読書の醍醐味って思う。 固定観念とまでは言わないけど、これまで持っていた漠然とした観念をひっくり返されるような話がいっぱいあって、でも図書館の本だから線も引けず、ページも折れず… 『中動態の世界』の話もよりよく理解できるし、スピノザ的自由についての具体例的な話があって、理解に少し近づいた気がする。 面白かった箇所全然書ききれない!とにかく面白かった。 講義録なので負荷もそれほど高くなかったのが嬉しい。ぜっったいに再読するなぁこれは。買う。 - 2025年9月21日
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