「酸甜苦辣」の大陸 おいしい中国

「酸甜苦辣」の大陸 おいしい中国
「酸甜苦辣」の大陸 おいしい中国
楊逸
文藝春秋
2010年10月29日
4件の記録
  • 昔買って寝かせておいた本。 易しい文章、短めの章立て。 写真もたくさん。 まだ幼い著者が、下放でハルピンから家族ごと田舎の蘭西に引っ越しさせられるくだりでは、現代日本育ちの自分にはトンデモ政策に目を剥く思いである。 まともなドアも窓もない家。 あらゆるものが凍てつく長い冬。 これからの暮らしを憂い泣く母親。 幼さが幸いして元気な著者。 畑を作り動物を飼う。 何にもない中でなんとか作る料理、ヤギの皮からフェルト靴をこしらえるなど、なんでも自作する。 こんなにたくましいと何が起きても力強く乗り切れそうだ(と思ったところで、「く」の字の建物の火災…)。
  • 書かれることは著者の個人的な出来事だが、かなり色濃く当時の政治が国民に及ぼした影響が察せられる。 懐かしい感じの中国の風景は郷愁を誘われる。 ハード&ダイナミックだが…!
  • 玄米
    @genmai
    2025年10月5日
    美味しい中華料理を紹介している本かと手に取ったら、文化大革命頃に子ども時代を送った著者の食にまつわる回想録のような感じ。政治に翻弄され、かなり過酷で食うに困る生活を強いられていただけに、食に関するディテールは濃い。おもしろかった。
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