第七問

8件の記録
ヒナタ@hinata6251412026年1月22日読み終わった〈その日の広島に残されているものは、問いだけである。〉 なぜわたしたちは戦争をするのか。なぜわたしたちは互いに対して暴虐な行為をするのだろうか。 原子爆弾の開発の歴史、捕虜として日本で強制労働させられながら生き延びた父の物語、凄惨な侵略を受けたタスマニアというルーツ、本物の死を覚悟した瞬間、その記憶。 〈それが決して答えの出ない問いであっても、わたしたちはその問いを問いつづけなければならない。〉 問いつづけること。 たぶん答えは記憶と言葉の中にある。だから私たちには歴史も物語も必要なんだと思った。 世界の足場が危うくなる今、この本を読めて良かったと思う。切実に。











