エリック・ホッファー自伝
17件の記録
コダック@reads_brain2026年3月11日読み終わった5/5 父のおすすめ。 とても面白かった。簡潔な文章と、長すぎない描写がかえって鮮やかな情景を生み出していて、大変素晴らしかった。 ナップザックを背負って歩いていく様子には、うまく言葉にしがたいが、「生きるとはこういうことなのか」と思わせる力があった。 作者の哲学に関わる部分はかなり難しく感じられるところも多かったが、さまざまな人々との出会いの場面は淡々としていながらも深い満足感があり、強く印象に残った。

semi@hirakegoma2025年6月28日読み終わった放浪しながら出会う人々との交流、世界から学びを得る瑞々しい刺激が、読んでいて心地よい。淡々としているのにリズムが良い文章に感じた。訳者のセンスが良いのかもしれない。 貪欲な学びの姿勢、それによってその場その場の流れる生活に奥行きを生み出している。若い時の自殺未遂と40歳で死ぬと思っていたことが、ある種の諦めを生み、生を味わう感覚を生み出しているのではないかと感じた。

Autoishk@nunc_stans2025年5月16日読んでるある時期のホッファーはドイツの植物学者ミューエの植物用語小辞典を愛用しこれを「賢人」と呼んでいたが、ふと哲学的思索をしていて行き詰まった際に「賢人」に頼ろうとしていることに気づき、自分が本物の思索者でなくなってしまうように感じてこれを投げ捨てたのだという。この種の激しさ、そして独学者ならではのある種呪術的ともいえるかもしれない書物への態度がこの著者の魅力の一端なのだと思うが、その次の章では舌の乾かぬうちに、モンテーニュの『エセー』にどハマりし、「私はモンテーニュの引用なしには口を開けなくなっていた」と来て笑った。













