ささやく真実

3件の記録
りなっこ@rinakko2026年7月31日読み終わった再読。淡い青緑色の瞳に誰もが魅了されてしまう美貌の女が、盗みだした強力な自白剤を使って、自宅でのパーティーを滅茶苦茶にする(そんなパーティーは嫌だw)。謎解きは流石の鮮やかさ。 “ちがいは表情にあった。ベイジルはそれを言い表わす言葉を探した。たぶん〝希望〟だろう。その絵が描かれたとき、彼女にとって人生はまだ新しく、将来の展望が開け、楽しみなことがずっと先まで続いていると信じていたにちがいない。”


翠@noctambulist2025年5月1日読み終わった晩餐会の余興として自白剤を盛られた招待客たちが、醜悪な騒動を引き起こす。主役のひとりであるクローディアは、初めこそ悪女然とした記号的な人物に思えるが、その心性が明らかになるにつれ実在感を増してゆく。鮮やかな書きぶりに惚れ惚れさせられる一冊。
