乱歩殺人事件ーー「悪霊」ふたたび
6件の記録
彼らは読みつづけた@findareading2026年4月10日読み終わった電子書籍*読書で見つけた「読書(する人)」* 《書翰集の赤い革表紙を閉じると、にわかにざわめきが耳に流れこんできた。 ざわめきと言っても、図書館の閲覧室のことだから声高に私語するものはいない。せいぜいささやきか息づかいぐらい。それに加えて本のページをめくる音のほかには聞こえてくるものはないのだが、そこには間違いなく人の気配が満ちみちていた。 私は、無数の本棚に突き上げられたかのような高い天井を見上げた。いかにも俗世間に帰ってきたという感じがして、ホッとさせられた。と同時に無数の知識と未知の世界にひしひしと取り巻かれている感じがし、何やら知的スリルのようなゾクゾクする快感に襲われて、 (さすがは上野のお山、天下の帝国図書館だ……) という思いを禁じ得なかった。》 — 芦辺拓、江戸川乱歩著『乱歩殺人事件──「悪霊」ふたたび』(2024年1月Kindle版、KADOKAWA)


とわ@keroritowa2026年2月2日読み終わったアホすぎて、土蔵の密室トリックが全く分からん……! でも全体的に楽しく読めました。人間関係のねっとりさに乱歩らしさも感じられて良かった! 後半のホテルのシーン以降はかなり駆け足ですが、オチは納得感があり気持ちよく読み終えられました。 むかし悪霊を読んでモヤモヤしていた自分が救われました!芦辺拓先生ありがとう!
きらた@kirata2024年5月2日読み終わった乱歩の中絶作『悪霊』を書き継ぎ完結させ、更に「何故未完になったか」にも迫った驚異のミステリ 虚構と現実をクルッと繋げた様な結末も、あわあわとした夢幻に溶けていくようで良かった “彼”がどちらなのかは気になりますが、その締め方も込みで素晴らしいと思いました 読んで良かった!!⸜(*ˊᗜˋ*)⸝
