ダブリナーズ

ダブリナーズ
ダブリナーズ
ジョイス
ジェイムズ・ジョイス
柳瀬尚紀
新潮社
2009年3月2日
2件の記録
  • tetsuoji_
    tetsuoji_
    @tetsuoji_
    2025年4月30日
    ダブリンへの旅情が湧いてくる。
  • あんどん書房
    あんどん書房
    @andn
    2025年1月29日
    『長い読書』でユリシーズの話が出てきたので、ジョイスを読むなら今だと積読から掘り起こした。 短編集なので一話一話は短いけれど、最後の「死せる者たち」を読むまでは、いったいどういう読み方をすればいいのだろう?という困惑があった。 政治とか宗教論とか、ジョイスの見解や問題意識が前面に出ているけれど、物語としてはよくわからない終わり方の話もいくつかある。 そういう困惑を全て吹き飛ばしてしまうのがあのラストなので、ずるいなぁ。 解説によると、原文ではところどころで韻を踏んだりちょっとした洒落を入れているようなのだが、それを訳する試みが上手くいっているのかというところは疑問がある。(たとえば“Good-evening”を“Good-night”と言ってしまうところを「おじゃましてください」とか) 言い回しもやや古めかしかったり、引っかかるところがあるので、これはぜひまた新しい訳がでたら読み直したい。 本文書体:リュウミン 装画:最上さちこ
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved