スロウ・ブランディング
6件の記録
- haze@haze2026年2月9日読み終わった効率やスピードが最優先されがちな現代において、一過性の流行に頼らず「永く愛され続けるブランドをどのように築くか」について書かれている。 農業で土地を育てる「土づくり」に時間がかかるように、永く愛されるブランドを作るには地道で手間のかかる取り組みが欠かせない。ブランディングは農耕的なものである、という主張に腹落ちした。ブランドづくりに成功している企業の取り組みも紹介されており、事例から学べることも多い。 誰もが自分にとって心地よく感じられる物事と関わっていたいわけで、そこから愛着が生まれる。その心地よさの提供には、一朝一夕には作れず、時間をかけて築き上げていくものだということを、あらためて考えさせられた。
yasunaga@y5ng1900年1月1日ブランドは「物理的な存在」ではなく「心理的な現象」 ↪︎市場経済の中に現れる経済的側面と心理的側面を持つ現象 -A brand is a living business asset ゼロブランド ①役に立つ②意味はない③希少性はない④開かれた存在である⑤文脈が共有されている ↪︎日用品などのコモディティ スノッブ効果(Snob Effect) ↪︎他人とは異なるものを選ぶことで自分のステイタスを示したいという人間の心理傾向 ↪︎ポルシェ「供給台数=需要-1」 バンドワゴン効果(Bandwagon Effect) ↪︎多くの人々がある行動を取ったり、ある考え方を支持していると、それに影響されて自分も同じ行動を取ったり考えを支持したりするという心理的傾向 ヴェブレン効果(Veblen Effect) ↪︎顕示的消費(見せびらかし) ブランドメリット ①選択的優位な位置に立てる ②価格プレミアムを確保できる ③マーケティングコストがかからない ④自らに決定権がある ブランドをつくる過程は、工業的過程ではなく、農業的過程である クワイエット•ラグジュアリー ↪︎ロゴや特徴的なデザインを前面に押し出すのではなく、素材や仕立ての良さなどにこだわった控えめなスタイル 個別の最適化が進みすぎると「みんなと共有するブランド体験」が失われるリスクがある ↪︎パーソナライゼーションとブランド体験のバランス設計が大切 ブランドは理想に向かう運動がもたらす果実で、「もたらされる」もの ↪︎精農は土を作り、駄農は草を作る

